武術太極拳連盟の元・日本代表だった人が、逮捕、起訴されたというニュースを見ました。
なんとっ!
私も一応、武術太極拳連盟に所属していることになっていると思うので、他人ごとではありませんね。
起訴されたというニュースですけど、事件は、3か月ほど前の話のようです。
路上で、40歳の女性と20代の女性二人、計三人の上半身に触って転倒させ、「ムラムラしました」と認めて、わいせつ容疑、ということのようです。
酔っ払って、推手でも強要して、ひっくり返したんじゃあるまいか?
ムラムラと、ぶっ飛ばしたい気分になったとか。
でも南拳の選手みたいなので、推手じゃなさそうです。
お年が27歳。
分別がついていても良さげな年ごろですが、スポーツの世界で生きている人のようなので、まだ悪ノリが抜けていなかったのかも。
精力旺盛のお年頃でもありましょう。
武術をしていると、人一倍、そのへんの性的な本能は強くなると思います。
私も精力旺盛ですが、まあまあ、年齢なりに分別はできておりまして、妻以外にはそんなにムラムラしません。ムカムカする人はいますけど。
この元選手がどんな人か知らないし、どういう状況だったかも知りませんけど、ムラムラするのは正常としても、人に怪我をさせたのはいけませんね。破廉恥行為もダメです。人に嫌な思いをさせてはいけません。
連盟は除籍処分になってしまったそうで、活躍が期待されていただろうに、ざんねんな事件です。
若くして、才能を発揮して、目だったりしますと、やはり調子に乗ってしまいがちです。
私も20代ごろ、才能も名声もなかったですけど、そこらの同年代男子よりかは強いという驕りが多少はあったような気がします。勢いで礼儀知らずな恥ずかしいこともやってしまってました。
ただ、もともとが小心者だったし、少林寺拳法で、心構え的なことや仏陀の教えを叩きこまれて道徳心もそれなりに養われ、そこまで調子乗りではなかったです。その前は剣道で厳しく礼儀を教わりましたし。
その点、中国武術の世界は、ちょっと緩いんじゃないかなという気もします。お稽古はなんとなく初めて、なんとなく終わる自由な感じとか、場所や服装にもこだわらない鷹揚さは、それはそれで良さもありますが、若者が仁義忠孝礼を養うには、ちょっと物足りないかもしれませんね。
私の教室は、亀の甲より年の功のおばあちゃんばかりなので、私が生意気なことを語ることもないですけど、ちびっ子や若者が入ってくるようなことがあれば、ピシッと、日々、正していこうと思います。
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