套路のスピードが早すぎる

ちょっと雨模様の日曜日の公園は、太極拳の人もやや少なめ、推手の相手が空いていなくて、他のグループに混じって、套路の練習に参加しました。

楊式と陳式新架。

リードしているのは、まあまあ上手な人ですが、達人というほどでもないし、率いられている皆様も、まだ練功が十分でない人ばかりです。

久しぶりに混じってみて感じました。套路が早すぎます。

私が日頃練習している倍の速度で、ちゃちゃちゃっと終わってしまいます。

私のレベルでは、こんなスピードでは、じっくり勁を練れないです。しかし、他の皆様のレベルが、ものすごく高いとは、とても見えません。

手足の動きの順番だけ、なぞっている感じになってしまっています。発力動作は、ただ速く手を動かしているだけだし…。

あるていど太極拳に憧れのある人は、あっ陳式だ!と喜ぶかもしれませんが、なんの関心もない人が見たら、なんか、公園で、へんてこな団体が、チャカチャカ動いてはる、くらいの印象になろうかと思います。

バレエでも能でも、本当に練られた演技は、ようわからんでも感動がありますが、これではなあ~。

そんなふうに思えるようになったのも、このところ私が丹田とか勁とか感じだしてきたからだと思います。

太極拳はやはり、ゆっくりゆっくり鍛錬せねば。

コメント