盗難車はだいたい警察行きですから、あんまり目にすることはないんです。
しかし、査定で入ったクルマで怪しいのがありました。怪しいにおいがするんですよ。
人気あるスポーツカーだったんですが、まず、色が変だと思いました。黒い車なのですが、どうも変。
ボンネットの中に貼り付けてあるコーションプレートの色コードを見てみると、赤のコードでした。
怪しい。
色を塗替えたっていうなら、べつに悪いことはないんですよ。(査定は下がるけど。)
しかし、次に、プレートの横、車台番号の刻印がおかしい。不自然に赤の塗装で囲んであります。
決算で在庫の確認をするため刻印の拓本をとります。そのとき拓本テープを貼って上から赤鉛筆で塗りつけるんで、その跡のように見えないこともないですが、不自然。
別の車の刻印を打ち抜いてきて、貼り替えたあとをごまかしているように見えます。
見れば見るほど怪しい。
こんな車は査定できませんので、もってきた営業マンに突き返すことになります。(後のことは知りません。)
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