足の裏が地面に吸い付く感覚 太極拳

いつもの公園の芝生の上で套路の練習をしていたら、雨が降ってきまして、屋根の下に入りました。

雨よけというか、日よけというか、一本足の傘みたいな屋根です。下にベンチが2つあるのですけど、よけながら練習はできます。

そんなに大きい屋根でもなく、普通に套路をすると、はみ出して雨に濡れてしまうので、方向転換しながら練習します。

床はタイル張りになっていて、真っ平です。

タイルは雨で濡れているので、滑りそうなものですが、なんと、吸い付くような安定感ができていることを発見しました。

吸い付くと言っても、ゴムの吸盤がひっつくような粘着感じゃなくて、プラスチックの下敷きを濡らして、重ねたような吸い付き感です。わかりますかね、このたとえ。小学生ならわかると思うのですが…。

虚の足は、ぜんぜん吸い付きません。実の足は、ピタッとひっついています。大きく足を踏み出しても、ヨレヨレしません。

これはタイルの質と靴底の相性の問題ではなくて、太極拳の歩法が上手にできてきたからだと思います。芝生の上ではあんまり気づかなかったのが、タイルだとよくわかる、というかんじですね。

このごろ、我ながら、片足立ちの安定感が抜群になってきました。先日、片足立ちで推手ができるか試してみたら、なんだかできましたし。

家に帰って、片足立ちになって、奥さんにお腹を押してもらったら、けっこうじっとしてられました。

おお、だいぶ、イケてきたぞ!

3人がかりで押してもびくともしない安田先生には、まだまだ足元にも及びませんが…

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