サップというウォータースポーツを沖縄の慶良間で楽しんできました。
あまり聞き馴染みのない乗り物でしたが、この頃急激に流行しているようですね。
よくわからないまま乗ってみたら、わりと上手に乗れて楽しかったです。
目次
サップとは
サップというのは、スタンドアップパドルサーフィンまたはスタンドアップパドルボードともいい、サーフボードの上に立って、長い櫂(パドル)で水を漕いで進むというイメージのものです。
水上に立っているように見えますので、遠くから見ると、まるで忍者です。
サップは、もともとはワイキキビーチのサーファーが、友達がサーフィンしている写真を近くから撮ったり、足腰の鍛錬の練習のために始めたそうですが、波や風がなくても遊べるので、子供から年寄りまで楽しむようになったとのこと。
日本には10年ぐらい前には伝わっていたようですが、最初はなかなかガイドツアーするのが難しかったということで、人気が出始めたのは、ここ数年の話みたいです。
サップの乗り方
乗り方は、とってもかんたんで、まずは座って乗ります。
浜から、ついーっと少し沖に出たところで、サーフボードの真ん中あたりに仁王立ちになります。
基本は、両足のつま先を進行方向に向けて、水平に。体は正面を向きます。サーフィンやスノボみたいに、横向きじゃないです。(波にのるときは、サーフィンのように乗るようです。)
なるべくボードの横幅いっぱいに足を広げたほうが、安定しますね。
パドルは、右手でグリップの先っちょを上から握って、左手で柄を握ります。ボードの左側の水面にパドルを突っ込んで、ぐいっと、後ろに漕げば前に進みます。
左側ばかりで漕いでいると、ボードは右の方に曲がっていきますので、真っすぐ進みたいときは、2回か3回漕いだら、手を持ち替えて右側を漕ぐと良いです。
腕の力だけで漕ぐは大変なので、足膝腰をうまく使うと良いようです。けっこうな全身運動になります。
疲れたら、サーフボードの上に寝れます。
同じくパドルを使う乗り物ですが、カヤックとはだいぶん操作が違うようで、カヤックに慣れている人にとっては、かえって乗りにくいみたいです。
私は、サップもカヤックも初めてのようなものでしたが、カヤックより、サップのほうが乗りやすかったです。(ただし長時間漕ぐのは相当疲れると思われ。)
サップの服装
基本的に、サーフィンから始まっているものですから、海パン一丁でいいと思いますが、泳ぎに自信のない人はライフジャケットをつけるのが良いですね。
我々が参加したのはガイドツアーだったので、みんなライフジャケットを着けました。
沖縄の強烈な日差しから肌を守るため、ラッシュガードを着て帽子をかぶって、サングラスをしてマリンブーツも履いて、日焼け止めを塗って、完全防備でサップを楽しみました。
自由自在に動けるようになれば、サップの上から釣りもできるようで、そうなると釣りの装備で乗るということになりますね。
色々な楽しみ方があって、奥が深そうですよ!
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