連続二起脚

陳式太極拳老架式には、二起脚のあと、ピョンと飛び跳ねて足を入れかえる動作があります。

これは、昔は二起脚を連続二回やってた名残だとは、だいぶ前に聞いていました。

それが、このたび、なにげにやってみたら、フィッとできました!

普通の二起脚に続いて左右逆の二起脚です。合わせて四起脚か?

大刀の套路にはこの動作があります。大刀を振り回しながら飛び跳ねて蹴ります。

これを毎日やっているうちに、大刀なしでもできるようになっていたみたいです。

50歳を越えてから、どんどん身体能力が上がっているように思います。

筋力や柔軟性、持久力など、20代のころのほうが当然に優れていたと思うのですが、当時は体の使い方がドンくさかったです。

いま、無駄な力みが抜けて、どんどんシャープになっている気がしております。

体をちゃんと自然に使えるようになったといいますか。

歳を重ねて衰えるのではなく、質が向上するのだなあと、しみじみ感動しております。

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