アウトプットで上達する

学んだことはアウトプットで強化できると言います。

アイデアは、アウトプットでさらに広がります。

先日の気づいた按勁を、私が毎週主催している自治会の太極拳教室のみなさんにアウトプットしてみました。

套路の形の中にある按勁の説明。

棒を使って按勁の体感。

推手で按勁の練習。

足でも按は効かせられるという実演。

こういった方法で、説明したり、見本を見せたり、一緒にやってみたりしていると、生徒の皆さんは体感を伴って理解が深まり、私自身も、なるほどーこういうことか!と気づきが広がったりもします。

言葉で説明しようとすることで、脳みそが活性化し、情報が整理され、脳のシナプスと体の神経系統と纏絲がつながるのです。

生徒さんは、まだ誰一人、套路を通せるようになっておりませんが、巷のガセネタに洗脳されている人はおらず、太極拳の概念は、まあまあ理解してくれているようだし、推手もみなさんそれなりにできてきました。

うちの生徒さん、まあまあ、いい線いっているのではなかろうか?

昇給昇段向けの練習はしていないし、24式は知らないし、まだちょっと他所のみなさんとの交流はさせたくない気分ですけど、あと1年くらいすれば、推手の交流会くらい参加してみてもいいかも。

知らない人との手合わせも、生徒さんのアウトプットにもなりますものね。

これまで、自分の上達ばかり考えていた私ですが、生徒さんが上達してくるというのも、うれしいものだなあーという気がしてまいりました。

願わくば、もうちょっと若い層に学んでほしいなあと思っております。

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