お腹の纏絲?

また新しい感覚が発生してまいりました。

太極拳の話です。

お腹の感覚が変わってきました。お腹というか、体の前面、胸から下腹にかけての皮膚の感覚です。お腹の皮膚が纏絲の繊維になってきた感じです。

呼吸に連動して、お腹の皮膚が引っ張られるというか、お腹が伸びるような感じがしてきたのです。胸を張るのではなくて、お腹が伸びる。

手足の連動は、お腹の皮膚を介して、引っ張られるような感じです。そしてそれは、呼吸で操作しています。上下相随を濃厚に実感します。

特に、棍の練習をしているときに、強く感じます。

まだ繊維の目は荒くてまばらな感じですが、まだまだ密にできるような予感がしております。今のところ体の前面だけの感覚ですが、背面や頭や、どんどん体中に取り巻いて、ますます強固に纏絲の鎧に覆われていくんじゃないかと、期待しているのです。

この感覚が、正しいのかどうか?

最終進化系に近づいているのか?

それとも、一時的な錯覚か?

達人というゴールに至る途中のチェックポイントなのか?

それとも道を外れた寄り道なのか?

その答えは、今後の修行の途中で、気づきがあるのだと思います。

なんにせよ、変化があるのは良いことです。

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