陳式太極拳老架式二路をゆっくり練習する

マンション最上階の階段から日の出を拝みながら站樁功をし、そのあと公園に行って太極拳の套路をしています。夜明けももう寒くなくなりましたし、気持ち良いです。

早朝は、震脚も発力もせず、ゆーっくりとやっています。どこも踏ん張らないよう、力が入らないよう、呼吸とお腹から湧き出す纏絲の勁だけで体が動くようなイメージです。低い姿勢にもなりません。ユラユラしてます。動画で見た、陳家溝のおじいさん方になったつもりでやってます。

一路と二路を通します。二路も同じようにゆーっくりやります。

震脚しないのは、まだ体が目覚めていないし、ご近所への配慮もありますが、ゆっくりやっていると、勢いに任せてチャチャッとやっているとわからなかったことに、いろいろと気づけます。

とくに、つなぎの部分です。ここはこういう意味があるのではないか?とか、こんな風にやっても違和感ないとか、この方がしっくりくるとか。

金剛搗碓って、シヴァ神のポーズに似ているなあとか、へんてこな気づきもあります。

その気づきを意識すれば、スピーディーにやるときも、中身が変わります。

2か月前の大会で銅メダルをいただいた時からも、だいぶ進化して、もう別物になっているような気もします。

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