突然、忽雷架の歩法ができるようになりました。
といっても、忽雷架なんて習ったこともないし、実際の表演をみたこともありません。
YouTubeで見たことがあるだけ。
ほんとは忽雷架じゃないかもしれませんが、あの、瞬間的にブルブルッと、足の向きが、右を向いたり左を向いたりして、あっちいったりこっちいったりする、アメンボみたいな歩法です。
なぜ、いきなりできるようになったのかというと、足元の変化です。
毎日練習している公園は、夏の間に草ボーボーになってまして、草叢に足を引っかけて、ブチブチと草をひきちぎりながら練習していたのですが、市役所から草刈りに来てくれたのです。
草刈りマシンが、ビュイーンと公園中を走り回って、公園は、ゴルフ場の芝生に藁の粉を引いたような状態になりました。
摩擦係数が極小となり、気持ちよく足が滑ってくれます。
で、一路二路棍刀双刀大刀剣一路二路棍刀双刀大刀剣一路二路…と繰り返していたら、ふいに、ズザザザッ!という例の歩法ができたのです。
なーるほど。あの歩法って、こういうことだったのか! とわかりました。
足を意図的にキュキュキュッとひねっているわけじゃなくて、体の開合の勢いが、足に伝わって、その時、地面の摩擦が少ないと、現象としてあらわれるのであるなーと。
YouTubeで確認してみると、たしかに、あの歩法が顕著に表れている表演は、砂地とか、滑るマットの上でやってますね。
体育館とかだと、若干、特徴が薄れているような感じもします。
新たな発見でした。
忽雷架を学ぼうっていう気は全然なくて、今学んでいる老架式のカリキュラムをキチンとこなすのに集中したいと思っておりますが、もしかしたら、できないこともないかもなーという気がした次第です。
追記
あの歩法はどういう用法があるのか謎でしたが、安田先生が実演してくれました。
推手とかで、間合いを微調整するときに使えるようです。
ちょっと離れている時、サササッと気づかれず寄れるのですね。
この歩法の訓練方法も習えました。以前からやってたので、その効果もあったのかもしれません。
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