未だに肩があがってしまう悪癖があったのです。
先生に指摘されて、鏡でチェックすると、確かに僅かにあがってしまうシーンがちょいちょいありました。
なぜか右肩だけでして、右肩上がりは商売繁盛で縁起が良いですが、太極拳としてはよろしくありません。
で、鏡で確認しながら、ゆっくり徹底的に肩があがらないように練習しました。
肘を下に向けること、右手を気持ち程度、体から遠ざけることで、肩があがらなくなると気づきました。
肩があがらなくなると、肩の辺りの筋肉繊維が引っ張られるような感覚があります。
この感覚を一度知ることができれば、肩があがっていない、あがっているの判断が鏡なしでもできるようになります。
肩が上がっていない感覚を途切れないようにすると、套路も推手も変化したように思います。
無駄な力が消え去って、気が沈む感じが強くなりました。胴体の纏絲のあり方、働き方に変化を感じます。
微妙なようで、けっこう重大な変化じゃなかろうか?
これまたひとつのターニングポイントになるんじゃなかろうか?
と考えております。
また一歩、達人に近づいた! かも?
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