核兵器廃絶について

私の先祖に原爆に被爆した人はいませんが、広島県とは縁もあるし、母方のおじいちゃんはバリバリの広島弁だったし、父方の祖父は戦死しておりますので、やはり8月6日は特別な思いを感じます。

あまりに恐ろしい核兵器は、地球上から廃絶すべきだと思います。

世界が平和でありますように…

 

といいつつ、我が国は、核武装するべきだとも思っております。

核兵器を廃絶するのなら、そもそも持っていない我が国だけが徹底してもしょうがなくて、世界同時一斉に廃絶しないと意味がないし、廃絶できたら、二度と開発製造できないようになっておかないといけません。

法律とか国際規約で禁止、とかじゃなくて、物理的に不可能、という状態になっておかねばならぬと思います。

絶対に、抜け駆けするやつはいるでしょうし。

そして、核兵器廃絶の次には、2番めに恐ろしい兵器も廃絶しないといけないと思います。核を使わない大量破壊兵器とか、宇宙からのビーム攻撃とか生物兵器とか?

2番めはなんだかよくわかりませんが、それも廃絶できれば、3番めに破壊力のある兵器も撤廃しないといけません。

んで、空母だとか潜水艦だとか爆撃機だとか戦車だとか、そのあたりの戦争にしか使用目的のなさそうな兵器も撤廃せねば。

それもなくせたら、次は、マシンガンや爆弾などの銃器、毒ガスとかですかね。

そんで、世界中の軍も自衛隊も解散。災害救助特別部隊だけ残せばよいでしょう。

次は、個人の武力も禁止。武術は、健康増進とスポーツの要素だけ残せばよいかと思います。(これはすでに実現されていたりして。)

道端の石ころとか、レンガとかも投げられないように、放置禁止です。とんがったものも禁止。

こういった一連の武力のダウングレードを、抜け駆けのないように、世界各国各個人が平等に一斉に実行できれば、世界は平和になりましょう!

そこまでダウングレードしたら、野生のトラとかに食われそうな気もしますが、平和のためにはやむなし。

 

…やっぱり無理だと思います。

人類の歴史を振り返ってみれば、強い者は弱い者を襲い、抵抗しきれなかった民族や国は滅亡したり奴隷になったりしてきたのです。

その根本的な問題を解決しなければ、武力の大小をどうのこうのしたところで、平和にはならないでしょう。

世界中が一斉に平等に平和というのが無理でも、せめて自分だけは平和でありたい、と思います。

周囲の人が全員いい人で、助け合い精神にあふれていれば良いですが、多くの場合、弱っちければいじめられてタカられます。周りより強く、少なくとも同等でないといけません。

自分だけでなく、自分の家族だけは平和であろうと思えば、セキュリティも必要です。周りの人々が、良い家族ばかりならいいですが、泥棒も詐欺もNHKの集金もありますし。

家族の範囲から、もっと広いコミュニティ、社会に広がっていけば、法を守らぬ暴力の輩には、組織的な警察力が必要です。

国同士となれば、表で平和的に外交しているようでも、裏では武力の裏付けが必要です。表の外交だけで、対等の立場で、平和が保たれた試しがないからです。

敵が鉄砲を構えているなら、盾を持っているだけではダメで、やったらやり返せるという能力を見せつけておきませんと。

やり返すより先に、先の先をとってくる達人だと思わせられれば、なおいいですね。

そうなれば、より優れた武力を持っている必要があるわけで、いきつくところ、相手が核兵器を持っていれば、こっちはそれ以上、という話になります。

お互いに、武力を行使して、双方絶滅すれば地球は平和になりますが、そのギリギリのところで釣り合っていることで、人類が存続しておるのでしょう。

100年後も、おんなじような感じではないかなあ。

とりあえず私は、自分と家族の平和のため、武術の鍛錬に励んでおきます。

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