旅行に行くと太極拳が変わるという経験を毎度しております。
今回は、和歌山県は本州最南端、串本へ参りました。
ここは串本、向かいは大島。仲をとりもつ巡航船。あらよいしょ。
娘の春休みに合わせてです。娘はこの春より、中学生。家族旅行はあと何年、素直についてきてくれるであろうか。
2泊3日、大江戸温泉物語南紀串本に泊まりました。私の好みとしては、古びた温泉民宿なんですけど、旅行の計画を立てたのが一週間前でして、ネット予約の空きが見つかったのがここくらいだったのです。
チェーン店のようだし、健康ランドに毛の生えた程度かな? と思っていたら、けっこう良かったです。元高級ホテルだったような古い建物で、目の前が海で、向こうは大島、というロケーションが抜群でした。津波は怖いけど。
娘の社会学習を兼ねてあちらこちら回りまして、それはまたおいおい書くとして、私が一番よかったのは、日の入りと日の出です。
日の入りは、正味の本州最南端、潮岬のクレ崎までいきました。
広い芝生で、すごく良いところです。しかし西側がちょっと山陰になるので、さらに西に移動して、鯨山見に移動。
駐車場から、木のトンネルみたいになった細い山道を歩いていくと、西の端の崖の上に出まして、そちらからバッチリ見れました!
他のギャラリーもほとんどいなくて、神々しかったです。風が強くて、ちょっと寒かったです。日没後は暗くなるので足元注意。
お昼まで雨でしたが、晴れて良かった!
こんなことして遊んでました。
日の出はホテルの屋上から見ました。
海面からではなくて、大島の端っこからのお出ましでしたが、まさに旭日。神々しいですねー。
こういう写真は、やはりスマホでは難しいでしょう。
私のカメラは富士フイルムX-Pro2です。シャッタースピード、絞り、ISO感度、ピント、ホワイトバランス、すべて手動で撮っております。旅行中は、レンズは50mm(換算)一本だけで間に合わせました。カメラにも造詣が深いのであります。
日の出のあとは、太極拳の練習。ホテルのそばに空き地があったので、そちらで朝日を浴びながら、老架式と新架式を通しました。
さて、その時はそれほど感じなかったのですが、旅行から帰ってきて、早朝練習していると、感覚が変わっておりました。
動作すべてで、裏表が入れ替わる、陰陽が丹田で入れ替わるという感覚がでてきたのです。グルッグルッというかんじ。
昼から夜へ、夜から朝へという陰陽の入れ替わりを、本州最南端という特別な場所で体感したからでしょうかね?
なんにせよ、また一歩、達人に近づいた!
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