ギャンブルについて

中田敦彦You Tube大学で、大王製紙の元社長の井川さんの著書「溶ける」が、紹介されていました。

幼少時から真面目で超優秀でノーミスだった大王製紙の3代目の井川さんが、カジノのバカラで100億円以上スッてしまって特別背任罪で逮捕されるという、壮大なドラマ。

井川さんは最近、政府に中共スパイがいるぞ、みたいな警告を発して物議を醸しておられますね。

さて、ギャンブルについてです。

私は、ギャンブルは嫌いなんです。というか、ビビリなんです。

豪華客船ダイヤモンド・プリンセスのカジノに行ったことがありますが、見てるだけでした。

母は、ルーレットとかスロットルで、やたら勝って、はしゃいでおりましたが。

母は、昔から、不動産投資が好きで、勘とノリと勢いで、収益物件を買ってました。外したことがないので、ギャンブルに強いのだと思います。

私は幼少の頃、ベッタン取り遊びさえ、参加しませんでした。負けたら、自分の資産(ベッタン)を奪われるというのが嫌だったのです。

牛乳瓶の蓋のベッタンでさえ、嫌でした。

ちょうだいといわれて、あげるのにはなんの抵抗もなかったのですけど、奪われるというのが嫌だったのですね。

初めてパチンコをしたのは、学校卒業後、入社してすぐです。同期の仲間でパチンコ屋にいきまして、500円が2万円くらいになりました。

ビギナーズラック! パーッと使ってしまおうと思って、みんなでストリップ劇場に行きました。(楽しかったです)

2回めにパチンコに行ったとき、最初の500円分の玉が一瞬でなくなって、あとは、みんなが遊んでいるのを見てました。

まだまだこれから、とか、取り返したる! という気分には、全然なれないのです。

競馬も一回だけ。100円賭けて、130円くらいになりましたが、1万円賭けてたら3000円儲かったなーとか、思わなかったです。で、競馬はそれきり。

馬は、賭けるより、乗るほうが面白いと思います。

麻雀は面白いから好きです。家族や、職場でもよくやってました。何も賭けないでやっていると楽しいですが、少額でもお金が動き出すと、たちまち楽しくなくなります。

職場のお客さんと雀荘にいって、千円ほど負けて、そのぶんでお食事奢ってもらいましたが、それでも、もうやりたくないと思いました。

FXとか株もやってみたことがありますが、デイトレードみたいなのは、精神的に無理、とおもって、数万円負けたところでやめました。

長期投資はやってます。配当の時期に、おや、いくらになったかな? と確認するくらいです。

ビットコインも、もう何年ももったままです。

売り買いする気がないので、700万円になったり、300万円になったりしても、特に何も感じません。

ですので、ギャンブルで大損こいたことはないのですが、事業では大損こきました。

介護ブームに乗って、介護タクシーを始めました。

最初は、自分ひとりの食い扶持をぼちぼち稼げればいいやー、という感覚で始めたのですが、業界に詳しい友人と組んだことで、ギャンブルっぽくなりました。

介護事業所にし、ケアプランセンターを作り、人をバンバン雇い、車も10台以上に増やしました。

介護保険制度はコロコロ変わり、業界大手が潰れてるのに、借金を増やして事業拡大。

創業10年で音を上げました。ギャンブルに負けましたねー。負け(借金)は、5000万円ほどです。

このギャンブル、最初の一手は、友人と組んだことですね。その時点で、負けが確定していたような気がします。今思えば。

というわけで、私は、勝負に関しては、超ビビリです。

失敗しても、すぐやめれる、損切りできる、ダメージが少なさそうなことしかしません。

大勝ちしなくてもいいので、負けたくありません。長期で、ボチボチ、プラスになっていればいいです。

この気性が、太極拳に合っているのかもなーとか、思ったりしております。

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