我が家の主食を白米から玄米に切り替えて、3ヶ月ほどになります。
玄米と白米を混ぜるんじゃなくって、玄米に十五穀米をちょっと混ぜてます。ですんで、お茶碗にもったコメは、茶色いです。
(本日のランチ。玄米と十五穀穀米ご飯と、かぼちゃと野菜の味噌汁と、豆腐ハンバーグ)
玄米って、けっこう味が濃いです。モチモチと歯ごたえもあるし。
たまに外食して白米を食べると、なんとも物足りなく感じるようになってきました。
うちの5才児は、ぜんぜん玄米食に抵抗はなかったですが、奥さんは馴染むのにちょっと時間がかかったみたいです。私自身は、玄米のほうがウマイ! と思ってます。
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玄米食の効能
コメは完全栄養食品だから、コメだけ食ってりゃ生きていける!、と幼少時に聞かされておりましたが、どうも現代の精白された白米のことではないんですね。
白いお米というのは、いわば削りカスであって、食物繊維、カルシウム、ミネラルやらビタミンというのは、削られた糠や胚芽に含まれています。
白米なら、バクバクといくらでも食べられる、玄米はちょっとでもう腹いっぱい、というのは、白米が美味しい、というより、白米だと栄養が足りないんで、脳がもっと食え!と司令しているのだ、というような説を聞きました。
しかし、白米を食って得られるのはデンプンの糖質であって、食い過ぎは肥満の元です。白米をたくさん食べるより、玄米をちょっとのほうが健康的と言えましょう。
私が食べるコメは、1日に玄米を一膳です。おかげでとってもスリムになりました。玄米食はダイエットの効果もあるようです。(他にパンなどの炭水化物を控えているってこともあると思いますが。)
そもそも日本人が食していたコメというのは玄米のことで、白米というのは、江戸時代のお武家様あたりから流行したんだそうです。
徳川将軍とか、桜町天皇とか脚気を患っていたのは、白米が主食だったからとか。明治以降は一般庶民でも白米が主流になり、脚気が国民病になったという話です。
玄米の炊き方
我が家では、玄米も炊ける電子炊飯ジャーを使用しておりますので、少し水を多めにして玄米炊きモードにするだけですけど、炊き上がるのに時間がかかります。
炊飯前の浸け置きも最低3時間以上ということで、ここを慌てると、もちもち感がゴチゴチ感になってしまいます。また、夏場にあんまり長くつけすぎると、発酵してくるそうです。(発酵玄米というのは、炊いてから発酵させるものです。)
晩御飯のためのコメは、昼過ぎには研いでつけておかねば間に合いません。そこはちょっと面倒なところですね。
玄米を研ぐ時は、洗うというより、表面をこすって、水がよく染み込むような意識でモミモミするのが良いでしょう。籾殻が浮いてくることがありますので、なんどか、水は替えます。
玄米モードの付いている炊飯器がなければ、土鍋やダッチオーブンでも炊くこともできます。昆布と塩を入れて土鍋で炊くと、電子ジャーで炊くより、うまそうですね。水の量を多くして、玄米粥にするのも良いでしょう。
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