百舌鳥八幡宮 月見祭のふとん太鼓

旅行

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堺市にある百舌鳥八幡宮では、中秋の名月の候に、月見祭があります。私の実家が地元でして、氏神様も百舌鳥八幡宮です。

私が小学生くらいの頃は、お月さまの都合に合わせて平日も祝日も関係なく行われておりましたが、現在は社会情勢に合わせて、中秋の名月の日に近い土日に行われています。

今年2016年は、岸和田の地車と日が重なりました。

目次

ふとん太鼓の宮入順

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ふとん太鼓は、子供が8人ほど乗って太鼓を叩ける太鼓台に、担ぎ棒を取り付け、大人が60人くらいで担ぎ上げます。

太鼓台の上には、赤いふとんが積み上げてあり、白や黒のフサがユッサユッサ揺れるようになっております。太鼓台には、日本神話は源平合戦の彫り物が入っております。

ふとん太鼓の最上部は、担ぎ上げたときは電線くらいの高さになります。てっぺんにも2人ほど乗ります。

百舌鳥八幡宮に宮入されるふとん太鼓は、18基です。氏子9町から、大きなふとん太鼓と、子供が担ぐ小さいふとん太鼓です。

私は小学生の時、子供太鼓を担いでました。大学生の時、堺市から脱出していたので、青年団には入らず、現在は見てるだけであります。

 

1日目が宮入りで、翌日が宮出しです。

順番は毎年変わりますが、遠い町は、わりと早い時間になっているんじゃないかと思われます。

朝10時から夜10時までの長時間にわたって、宮入宮出しは行われます。

百舌鳥のふとん太鼓の囃唄の歌詞

ベーラベーラベラショッショイという独特の掛け声に、幼少の頃より馴染んでおりましたが、あまりほかでは聞きませんね。

歌詞は、ダジャレというか、シリトリみたいな感じになっています。

町によって、なんだか微妙に違っています。

 

歌詞(著作権もないでしょうから、載せます。)

石山(いしやま)の秋の月
月に群雲(むらくも)花に風
風の便りは 阿波(あわ)の島
縞の財布に五両十両(土師町は「金五十両」)
ゴロゴロ鳴るのはなんじゃいな
地震、雷、あと夕立(ゆだち)
ベーラ ベーラベラショッショイ

牡丹に唐獅子(からじし)竹に虎
虎追うて走るは和唐内(まとおない)
和唐内(まとない)お方に知恵貸そか
知恵の中山清閑寺(せんがんじ)
清閑寺のお住さん(おじゅさん)は坊(ぼん)さんで
それ故(ゆえ)八朔(はっさく)雨じゃいな
ベーラ ベーラ ベラショッショイ

百舌鳥八幡宮への交通アクセス

普段ならクルマでお参りにいけますが、お祭りのときは交通規制があります。クルマは近づけません。

自転車も停めるところは指定されます。

電車だと、大阪御堂筋線なかもず駅、南海高野線百舌鳥八幡駅、JR阪和線百舌鳥駅が最寄り駅です。

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