岸和田のお祭りのお誘いを受けまして、家族揃って浴衣を着て、お出かけしました。
葛城山に向かう山の中で、岸和田の町中からクルマで20分ほどですけど、ヒグラシのカナカナいう声が鳴り響き、アブがブンブン飛び交うようなところです。
塔原町というところでした。36戸、人口160人ちょいという、小さな町です。
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葛城踊りは江戸時代から続く雨乞いの踊り
葛城踊りは、だんじり祭みたいな荒くたい祭りじゃありません。雨乞いの踊りなのです。
岸和田って、農業が盛んな割に雨があんまりふらないそうで、溜池をたくさん作って水を確保していたのですね。
ですので、雨乞いも一大行事で、お上からも予算が組まれていたそうです。
5つの村で雨乞いが行われていたそうですが、明治になって、途絶えてしまったそうで、昭和30年に塔原町で古文書を元に復活。
子供が太鼓を叩くというのが正式なんだそうですが、子供が少なくて、大人がやっているということです。
今年は何年かぶりに小学生が加わったということで、よかったよかった!
大阪府の無形民俗文化財になっております。毎年8月14日に行われます。
雨は降りませんでした。
土生鼓踊りは参加型伝統芸能
葛城踊りは弥勒寺の境内で厳かに行われて、町のエライさんとか議員さんも神妙に見守る奉納の踊りですけど、盆踊りみたいに気軽に参加できるのが、土生鼓踊りです。
こちらのルーツも雨乞いとか、雨降りへの感謝の踊りとのことです。
東岸和田駅の横の公園で8月13.14日に行われます。
屋台も出て、楽しいですね!
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