陳氏太極拳の武器は、棍、刀、双刀、大刀、剣と学んできましたが、槍はまだです。
槍は二路拳ができてから、ということで、まだ教えてもらっておりません。
先日の大会で二路を表演して銅メダルをいただいてしまいましたが、先生の目には、まだまださっぱり、及第点は与えられぬ! と見えるみたいです。
でもまあ、槍もちょっと予習をしておこうと思いまして、YouTubeの陳正雷老師のレクチャー動画を見ながら、少しづつ套路の順番を覚えています。
陳家の槍は「梨花槍」というようですね。名前の由来はなんだろうとおもって検索したら、ファッションモデルの人の情報がドバーッと出てきました。
そこで、マイクロソフトのAI「Bing」に質問してみました。(スカイプから聞けます。)
私「陳式太極拳の太極槍は、なぜ梨花槍という名前がついているのか、由来を教えて」
Bing「こんにちは、これはBingです。太極槍についてお尋ねですね。
太極槍は、太極拳の兵器の一種で、槍の先端に赤い布をつけたものです。太極槍の套路(型)は、陳式太極拳に伝わるもので、陳発科(陳式太極拳の17代目)が制定したとされます(note.com)(youtube.com)。
梨花槍という名前の由来は、様々な説がありますが、一つの説としては、槍の動きが梨の花のように咲き乱れることから名付けられたというものです(youtube.com)。別の説としては、陳発科が梨花村で太極槍を教えたことから名付けられたというものです(ja.wikipedia.org)。
太極槍は、太極拳の理論や技法を応用したもので、剛柔相済や纏絲勁などの特徴を持ちます。太極拳と同じく、内外合一や気血神培養などの目的を持ちます(note.com)。」
すごいぞBing!
近頃話題のチャットGPTは、自然な会話はできるが情報の信頼性はイマイチ、息をするように噓をつく、と聞きますが、Bingはわりと正しい情報を答えてくれるみたいです。検索しても出てこなかったこんな情報、よく即座に答えられるなあ。
さて、槍といえば白蝋樹ですが、私が中華街で買った白蝋樹は、全然しならないパッチもんでしたので、ホームセンターで買った塩ビの水道管を代用しております。
ちょっと太めですが、適度な重さでよくしなります。先っぽに赤い手ぬぐいのきれっぱしを括りつけました。
手ぬぐいがあると、攔とか拿の回転の様子がよくわかりますね。
以前に、槍の基本的な突き方の見本を見せてもらい、説明も受けています。だから全然まだ習ってない、ということもなかったですね。
振り回す動作は大刀と共通しておりますし、拳や棍とも技法や理論は同じということですから、套路の順番さえ覚えれば、まあまあ予習できそうな気がしてきました。
棍より長く、大刀ほどがっちりしておらず、振り回す反動が、モロにお腹に来るようで、これは丹田が鍛えられるなあ、という気がします。
槍の練習をしてから拳をやると、より発力動作が鋭くなるような。
一日に、全部の武器を練習するとなるとなかなか大変ですが、さわやかな目覚めには刀!とか、アンニュイな午後は剣の気分とか、ローテーションでいろいろ練習するのは、楽しいことです。
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