太極拳と舌

また太極拳の新しい感覚を得ました。

舌の感覚です。

新架式を、ゆっくりと、大きく、のびやかーにやっておりましたら、伸びあがって沈むタイミングで、舌の奥の方が、ぐぐぐーっと喉の奥に引き込まれるような感じがしたのです。

頭蓋骨は上空に浮こうとし、舌から下が沈んでいって、上下で引っ張られて、顔がにゅーっと伸びるかんじがあります。

胴体もにゅーっと伸びて、鼻から胴体に空気が過剰にとりこまれて、ウプッとなります。

過給機ターボチャージャーってかんじ?

特に手足を遠くに伸ばして、その重さが胴体にかかってくるときに、大きく舌が引っ張られて、よりブースト圧がかかるかんじです。

圧縮がかかったところから、一気に発勁すると、ぶるるッと力が放出される感があります。

太極拳! ってかんじがするなあーと、我ながら思えます。

昨夜も合気道の人がやってきて、一緒に練習していました。

套路ではなくて、股関節の使い方とか、上下を合わせるとか、地味なことをやっていただけですが、「動きが太極拳ですねー」と感心してくれてました。

人から見ても、そう見えるようになってきたのだなあ。これはなかなか嬉しいです。

また一歩、達人に近づいた!

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