春秋大刀の手作り木刀のバランス調整

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手作り陳式刀を削っては振り比べ、絶妙なバランスを探っているうちに、前に作った春秋大刀の木刀のバランスも気になってきました。

総重量は大した重さでもありませんが、刃の方がずいぶん重いのです。

まあ、そんなもんだろうと思っておりましたが、真ん中あたりを持って、グルグルと回転させる武器ですから、重さが偏っているより、中央に重心がある方が、振りやすいに違いないという気がしてきました。

本物を触ったことも見たこともありませんから、正解がどうなのかはわかりません。

ここは自分の感覚を信じてみよう。

ツーバイ材を組み合わせて作ったものですが、鍔が大きすぎたので小さめにして、刃も分厚すぎると思って、カンナで削って薄くして、重心がおおよそ真ん中あたりに来るようにしてみました。

すると!

抜群に振りやすくなりました!

考えてみれば当たり前ですけど。刃を薄くしたことで、刃筋も捉えやすくなったような気がします。

日頃は棍で大刀の練習をしておりまして、この手作り春秋大刀を振るには、ちょっと気合が必要だったのですが、バランス調整をしたことで、とても振りやすく、楽しい気分で扱えるようになりました。

バランス、大事ですね。

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