夜明けに站樁功をしていて、おやっ?と気づきました。
体の中をフワフワと雲のようなものが漂っていると、以前に書きましたが、今はもっと密度が濃くなっていて、体は気体から液体となり、その中央部はドロッと一段濃く、ゼリーみたいになっているのです。
そのゼリー状の塊が、体のあちこちをドロリドロリと巡っています。塊に引きづられて、体中の液体も流転します。
ゼリーというか、纏絲の糸の塊というか、もしかするとこれを「混元」とか「気」とかいうのかなあとも思うのですが、よくわかりません。
雲の時は、ただイメージ上で漂っていただけでしたが、ゼリーになってくると、明らかに筋肉の動きがあります。グネッグネッと盛り上がり、平らになり、波のようです。
横方向に揺らいでいたり、上下に移動したりします。
はじめはデタラメに動いておりましたが、だんだんと方向性みたいなのがでてきまして、背中側をグググッとユックリ上ってきて、頭のてっぺんから、顔と通り、胸、お腹と降りてきて、胴体の底を通り、また背中側から登ってくるようになりました。
顔を通過するときは、舌が引っ張られ、歯がギシッと動き、ほっぺたがすぼむ様な感じがします。背骨もつられて波を打っています。お腹を通れば、屁も出ます。
体の前後を周回するこのかんじ、もしかすると、これを小周天というのではないかなあと思いましたが、よくわかりません。
しかし、体の質が変わってきた感じはしております。
老架式二路に出てくる「玉女穿梭」や「倒騎龍」って、上体の形を変えずに、足の動きだけでトントントンと進んでいきますが、あの動作は、この体内ゼリーの移動に合わせて動くのではないかなあという気がしてきました。体内の動きがないと、ただ前に進んでいるだけですものね。
また太極拳の深いところに、突入している感じがしております!
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