月曜日の午前は、マンション自治会の太極拳教室です。
生徒さんは、いっこうに増えませんけど、祝日に重なる日だけ、小学生の女の子が来てくれるようになりました。
生徒さんのお孫さんです。おとなしそうなメガネっ娘です。
うちの娘も小学生ですけど、どうも反抗期に突入したのか、なんでもかんでも、フーンだ! とか言って反抗するんです。
やることなすこと楯突いてきよります。第二次反抗期にしては早いような気がしますけど。
まあ、早いほうが後々楽かも??
でも、よその子は素直で素敵。
その子が参加しているときは、基本功ばっかりとかじゃなくて、手を変え品を変え、また来たくなるように工夫しております。
四正推手は小学生には複雑なので、ゆっくりの叩き合いとか、足の踏み合いとか、棒を振り回したり、刀で草を薙いだり、太極拳って、おもしろーい!と思ってもらえるように、苦心しとるのです。
ジジババばっかりでは、太極拳業界に未来はありませんものね。
子供に流行らさねば。
努力のかいあって、太極拳は面白い!と言ってくれてます。
套路の順番を覚えるだけなら、バレエとか、ヒップホップとか、ソーラン節に負けますでしょう。
実生活の役に立つと感じてもらわないといけないなあと思っております。
せめて、学校のいじめっ子の男子を、叩きのめすくらいの実力はつけていただきたい。
きょうびは女の子のほうが強いのかもしれませんけど。(うちの娘はたぶん、クラスで、番張ってます。)
乱暴者を養成するつもりはありませんが、小さいうちから、打ち合いの経験は積ませたいとは思います。人を叩いたらどうなる、叩かれたらどう感じる、大人はどのくらい力強い? 力がなくてもなんとかなる、という感覚を知ってほしいと思っております。
男子だろうが女子だろうが。
武術の心得が自信につながって、堂々と生きていく足しになればいいなーと思うんです。
ちなみに、この小学生女子、なんと日本拳法創設メンバーのお一人(二代目会長)の、お孫さんのお孫さんです。
そんな子が、どういうわけか太極拳を面白く習っているというのも、不思議なめぐり合わせです。
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