マイケル・ジャクソンと纏絲勁

うちの娘が、「見てみて! ムーンウォーク!」とか言って、突然、ヘコヘコ後退りしだしたのです。

ムーンウォークって、なんでまた、このご時世に? 学校で、はやってんのか??

私が、さんざんマイケル・ジャクソンの真似をして、ダメだあーと諦めたのが、中学生くらいの時だったように思います。

「全然、ムーンウォークになっとらん! こうするんだ!」と、できもしないのに見本を見せようとしたら、あら、できる??

虚になっている前足を、後ろに引き寄せて、実足とします。この虚実変換を繰り返すと、なんだかムーンウォークになります。虚実変換は、丹田でやります。

倒巻肱を、コンパクトに、直線的にやるかんじです。ここまでコンパクトにやるには、纏絲勁が、そこそこ養われている必要があります。

自分で言うのもなんですが、この頃の私は、纏絲勁がまあまあ強くなってきているような気がしています。

水泳とか、テニスとか、卓球とか、匍匐前進とかで、勁がまとまってきている気がしておりましたが、ムーンウォークにも活用できたとは!

You Tubeで、マイケル・ジャクソンのビリー・ジーンなんかを見ますと、なんだか忽雷架の動作にも似ているような気がします。

そうか、マイケル・ジャクソンって、太極拳の達人だったのか…。

ってことはないと思いますが、ダンスの動作って、とっても太極拳の要諦にかなっているように思うのです。

デタラメな套路や推手を繰り返しているより、ダンスの練習をしたほうが、太極拳の真髄に近づきやすいかも???



知らない先生ですが、服がマイケル・ジャクソンっぽかったので…

コメント