よその教室にお邪魔しました。

ちょっくら、よその太極拳教室にお邪魔してきました。

以前にも、この教室にはお邪魔したことがあります。

中学生の生徒にどう教えていいのやらわからないので、いっぺん来て! と言われて、私の都合が合う日を提案したら、I先生も中学生もお休みで、しょうがないので、にわかに臨時講師になって、他の年配の生徒さんらに教えた、ということがありました。

なかなか好評で、また来てねーということでしたが、この教室のレッスン日が、私が通っている太極拳教室と同じ曜日の同じ時間帯なもんで、それ以来、なかなか来れなかったのです。

しかし、私の方の教室って、娘が通っていたので私も行っていたのですが、長拳クラスがなくなり、太極拳クラスに転向したものの、つまんなくなって、受験勉強も重なって、中学生になっても合唱部の活動が忙しく、すっかり疎遠になってしまっておりました。

で、私一人で楊式クラスに通っておりましたが、学ぶこともないし、教えることもないし、推手の練習相手もいないし、通い甲斐がなくなっておりました。

先日の、市の太極拳大会には、この教室からも団体表演に参加し、ひと段落ついた気もして、もういいかな? という気分なのです。

しかし、「退会します!」と声高らかに宣言するのも、気が引けるので、他の皆様と同じような感じで、得意技のじわっとフェードアウト作戦です。

教室の生徒さんらには、公園とか他の教室でも会いますし、後ろ指を差されないように、なんとなく在籍はしてしているような、でもあんまり来ないような? というポジションに移行しようと思います。喧嘩別れしたいわけではないので穏便に。

さて、I先生の教室の今回の生徒さんは2名。I先生を合わせて3名。中学生は試験期間だそうでお休み。

それでも、生徒さんからは「足の筋力がないのですが、低い姿勢でカッコよくやるにはどうしたらいいですか?」というようなナイスな質問が、けっこうたくさんでてきまして、これはなかなか教え甲斐があるぞーと手ごたえを感じました。

一時間ちょっとくらいの短時間でしたが、弓歩、虚歩、体重移動の仕方、歩き方など、わりとみっちりやりました。棒を使ったりもして、楽しくやれました。

弓歩や虚歩の概念から説明をしまして、私も薄らボンヤリとしか考えたことはなかったのですが、説明しているうちに、自分の言葉で色々と深い気づきがありました。なるほどなあ~、そういうことだったのかあ~。

低い姿勢に対する誤解もあったので、目から鱗のコペルニクス的パラダイムシフトを炸裂してきました。これも得意技です。

なかなかやりがいを感じましたけど、I先生の教室はだいぶん遠いし、先方のご希望も、半年に一回くらい刺激を与えに来てくださいな、ということだったので、まあ、半年に一回と言わずとも、2,3カ月に一回くらいはお邪魔させてもらおうかなという程度に考えております。

というわけで、この曜日は、基本的にはマンションの公園で、一人で套路を練っている、ということになりましょう。

 

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