就職先のディーラーをマツダに決めた理由は、マツダのクルマが好きだったからです。
そのころちょうど、ルマン24時間耐久レースで、そのメーカーのクルマが優勝しまして、一気にイメージアップしました。(1991年)
翌年から、あそこのロータリーエンジンは特殊だと、レギュレーションが変更されたくらいです。
かっちょいい!
入社式には、レースに出ていた日本人ドライバーの寺田陽次郎さんが来られていて、サイン入りの本をいただきました。
今も持っています。宝物です。
私はその優勝者のベースになったRX-7じゃなくて、当時珍しかったオープンカーが好きでした。ユーノスロードスターです。
社員なら、車を買うときに安くなるだろうというヨコシマな思いがあったんですね。
しかし、この考えはアホです。
欲しい車を買うんなら、クルマ屋に勤めなくても、他の世界で稼いで、好きなのを買ったほうがいいですね。
おどろくべきことに、新車の値引き幅は、社員より客のほうが大きい!
なぜなら、社内規程で、社員の場合は何%引きとか決まっていて、それ以外はないのです。
その点、お客様だと、安くしないと逃げちゃう。客の立場だと、駆け引きできるんですよ。
特に値段にうるさい地域だと、三段値切りとかいうテクニック(?)もありました。
商談時、契約時、支払い時です(!)
ちなみに、社員の親戚関係はカモです。値引きも遠慮してくれるから。
値段のこともありますが、ディーラーに入ってしまったら、辞めるまでそこのクルマしか乗れないです。
しかも、ディーラーといっても、販売チャンネルがたくさんわかれていて(当時)、その店舗で扱っている車種しか乗れません。選択肢が狭まります。
こりゃ失敗だと思ったのですが、中古車ならそのあたりはわりと自由だとききまして、中古車部を志望しました。
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