学校でのマスク着脱について

小学6年生になった娘が通う学校で、授業参観と学年説明会がありました。

質疑応答の時間があれば発言しようと思っていたのですが、チャンスがなかったので、ここに書いときます。

マスクのことです。

WHOは新型コロナ感染症(武漢肺炎・コビット19)の緊急事態宣言を、2023年5月5日に解除しました。

日本政府は5月8日に新型コロナを2類から5類に分類し、インフルエンザと同じ扱いにしました。

市の教育委員会は、学校でのマスクの着脱は強制しない、でも暑いときや運動するときは、はずしましょうねーという方針です。

我が家では、だいぶ前から、マスクなんかアホくせえ、せんでええ! という方針です。

感染予防というマスク本来の役割を理性的に考えてみれば、現時点では不要でしょう。

それより、子供の発育にとって、マスクのマイナス面が、いろいろ指摘されています。深呼吸ができないとか、表情が読めないとか、不衛生とかいろいろですね。

ですので、マスクは日常的には、しない方がいいと私は考えています。

ところが、娘の学校では、大半の子が、いまだにマスクを着けていました。

授業参観は体育の授業だったので、授業中はマスクをしていない子の方が多かったですが、2割くらいの子はまだしていました。先生は、アゴに着用していました。

校舎に入ると、ほとんどの子がマスクをしており、担任の先生方も、校長先生も、みんなマスクをしていました。

みな、理性がないのか?

うちの娘に聞いてみましたら、マスクに意味のないことはわかっているが、みんなしているし、少数派に入って目立ちたくない、という気持ちで着けているということでした。

児童会会長に立候補しておいて、目立ちたくないってどうなんよ、と思いますが。

しかし、他の子たちも、そうなのでしょう。3年ものマスク着用の習慣がすっかり身に沁みついて、いまさら外しにくいのだと思います。

率先して、マスクを外している子は、賢いのか、勇気があるのか、親の教育がしっかりしているのでしょう。

子供に、マスク着脱を強制することはできませんけど、せめて、外してもいいのだよ、という雰囲気は学校で作ってほしいなあと思ったのです。

まずは先生方に率先して外していただきたい。

「自分から一歩進む自主性を養う」という今学年の立派な方針を、さきほどお伺いしました。

であれば、マスクを自主的に外して、まともな学校生活に一歩進んでいただきたいと思います。

 

…というスピーチを、説明会中に頭の中で練っていたんですけど、発表できずに残念。

このブログが娘の学校の先生の目に触れることはないと思いますけど、日本のどこかの教育関係者が読んでくれればいいなーと思います。

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