中古車の値引きが大きくなりやすいのは月末です

中古車屋さんの裏話

カーディーラーで中古車が売れると、車庫証明のあがるまで、およそ1週間弱ほどかかりますので、その間に、売れたクルマの整備など、納車準備をします。

車庫が上がれば、陸運事務局にて書類の登録をして、ナンバープレートが付いて、晴れて納車ということになります。

月末は陸運事務局が混みます。

というのも、多くのディーラーでは、登録台数が成績になりますので、毎月のノルマに合わせるため月末は登録に必死になるのです。

ですので、成績の悪い月の月末は、店長は必死です。

少々値引きが多くなっても売りたいと考えます。

そこで、値引きのコツです。(受注生産の新車ではなくて、現物が目の前にある中古車の場合です。)

車庫証明の不要な軽自動車は、月末ギリギリが狙い目です。

ギリギリといっても月の最終日だと、もう登録できませんから、もう1日か2日、平日が残っているっていうくらいのタイミングがベストでしょう。

普通車なら、月末1週間くらい前の土日展示会が、お店側も気合が入ってますので狙い目です。

ただし、これから車庫を探します、では営業マンも気が抜けますので、あらかじめ車庫は確保しておきましょう。

登録が翌月に回るようだと、気合が入らないのです。

月が変わってしまいますと、ああ、先月は安売りしすぎたなあ、今月は1台1台を大切に売ろう、という反省の気分になっていますので、値引きは渋くなりますね。

値引きテクニック、その1でした。

ただし、よく売れていてノルマを達成しているような店だと、この客は来月分にまわそう~なんて、強気です。

このあたりを外部から見抜くのは、ちょっと難しいですね。

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