またまた新しい学びがありました。
毎度思うことですが、太極拳を始めた30年前に戻ってやりなおしたいと思いますけど、これまでやってきたからこそ、学べて理解できて再現できたのかもしれませんので、あんまり嘆かんとこ。
人生、今が一番若い。
で、なにかといいますと、打つ際の呼吸です。発力時の呼吸です。
掩手肱拳でも蹬脚でも、勢いよく打つときの呼吸って、パッと短く一気に吐くものだと思っておりました。
しかし違っていたのですね。
他の拳法やボクシングみたいに、ヒットする瞬間に力を込めるとか、パッと爆発させてあとは慣性に任せるとか、そういう打ち方でなくて、フンーッと、エンジンふかしっぱなし、排気ガス出しっぱなしで打つ、どのタイミングで当たっても同じ加減で当たる、切れる、というのが太極拳の打ち方だったのでした。
そんな意識で打つと、たしかに達人の見本みたいな打ち方に変わります!
速度は、速くても、ゆっくりでも同じように打てます。
24式や楊式太極拳であっても、こんな感じで打つのが正しいのかも?
一息の呼吸の間に、素早く連打すると体が震えます。これがあると陳式太極拳っぽくなります。
そうだったのだなあ。
これでまた一歩、達人に近づいた!
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