女木島観光レビュー 鬼ヶ島謎の洞穴

旅行

瀬戸内海にある女木島(めぎじま)にいってまいりました。

子供を連れて、ちょっとした1泊ないし2泊の旅行を、安くあげるならば、島の観光はなかなかいいです。

都会ぐらしの子供なら、街の喧騒を離れて波の音を聞いたり星を眺めたりするのって、とってもいい経験になると思います。親にとっても、泊りがけでディズニーランドやUSJにいくより、経済的です。

目次

桃太郎の鬼ヶ島のモデル

女木島は、桃太郎のお話に出てくる鬼ヶ島のモデルともいわれ、島内にある大洞窟には、鬼の人形や金銀財宝が飾られております。

日本むかし話を読み聞かせてもらっている子ならば、きっと喜びます。

 

幽閉された村人の人形はちょっと怖いです。

 

昔々、瀬戸内海に出没していた海賊のアジトだったという説もあって、そちらが本当のような気がします。

大洞窟は天然の鍾乳洞ではなくて、人が掘ったらしいのですが、海賊にそんな土木能力があったというのも驚きです。

びっくりするほど、広いですよ。

女木島の見どころ 遊びどころ

鬼ヶ島の洞穴が一番の見所ですが、瀬戸内国際芸術祭の作品を見に来られる観光客が多いようです。

芸術祭の期間と、海水浴シーズンだけ営業しているレストランや御食事処が多いようで、シーズンオフの島は寂しい感じです。

でも、それが島の本来あるべき姿だと思うので、何もやっていない時にくるのもいいものです。

芸術祭の期間でないと、屋内作品の鑑賞はできませんが、野外展示は見ることができます。

港のそばには、帆船とピアノが合体したような作品があり、風向きで方向が変わる、かもめも並んでいます。

芸術作品ではありませんが、モアイ像もたっております。

 

女木島は映画「釣りバカ日誌」の第1作目のロケ地でありまして、浜崎伝助、ハマちゃんのお家が、まだあります。

港から大洞窟まで歩いていけば途中にあります。(表札は浜崎じゃなかったです。)

 

また、ハマちゃんの家のある辺りは、桜の木が延々と続いておりまして、桜の季節であればさぞかし美しかろうと思いました。

大洞窟入口前の桜の木が、開花の指標になっているそうです。

 

遊びどころといえば海水浴でして、高松から20分という利便さで、夏は賑わっているそうですよ。キャンプ場もあります。

他には、美しい灯台もあるみたいですが、行ってないので写真はなし。

 

ランチや御食事処は、芸術祭や海水浴のシーズンでなければ、フェリー乗り場にある「鬼の館」くらいしかないみたいです。

鬼うどんやカレー、おでんが食べられます。

ここでは、手荷物も預かってくれるようです。(私は民宿に預けて観光めぐりをしました。)

女木島へのアクセス

女木島は、高松港からフェリーで20分です。女木港からは、サンポート高松などよく見えるくらいの距離ですが、島に上がってしまえば、離れ小島の雰囲気は抜群です。

車ごとフェリーで島までいけますが、一般車は島内を走れませんので、クルマは高松港付近の駐車場においておくのが良いでしょう。

島にはレンタルサイクルがありますし、港から洞穴行のバスも出ております。

 

フェリー乗り場に近いサンポート高松地下駐車場やハーバープロムナード・港湾緑地駐車場には、12時間毎や24時間毎の料金設定があります。(24時間2200円)

24時間以降は普通に30分毎、というような、町中によくある料金システムじゃなくて、船に乗っていく人が利用しやすいような料金設定ですので安心。

女木島での宿泊

港のそばに民宿がいくつかありまして、そちらに予約して宿泊しました。

シーズンオフでしたので、私の家族以外に宿泊客がおらず、貸し切りでありました。

海水浴のお客さんのためのお宿ですね。

 

 

料亭旅館ではないですが、瀬戸内海のお魚料理は美味しかったです。でも、ビールやお酒は、それほど充実していないです。(シーズンオフだったからかも。)

お酒を所望しましたら、鬼殺しではなくなぜか八海山でした。(新潟のお酒)

 

 

温泉旅館でもないので、お風呂は普通ですけど、3人家族がいっぺんには入れました。

夜は、波の音を聞きながら寝られます。窓からは、高松市内の灯りがピカピカしているのが見えます。

私の予約したところ。

民宿 龍宮(島で唯一、通年泊まれる宿。)
087-873-0205

民宿じゃない宿泊施設もあります。

女木島ビーチアパート

 

ちなみに、旅館には小学生の子供がいたんですけど、島には学校がなくて、フェリーで高松に通っているというお話でした。それはなかなか大変だなあ。

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