基本功と套路

最近は以前ほど基本功をしなくなりました。套路の練習ばっかりです。

私が先生をしている自治会の太極拳教室では、歩法訓練と基本功と単式練習が中心で、套路を通すということは少ないです。まだ皆様、基本ができておられませんし。

しかし、自分の練習では、それほど基本功をせず、套路が中心です。

套路の練習も、基本功も、あんまり感覚が変わらなくなっています。套路でも勁がブツ切りになったりもしません。

単式練習をするのに、どうせなので複数つないで、セットにして、まとめて練習しているという感じになっています。というか、套路はそもそも、そのためのものですね。

次はどうだったっけ? と動作を意識するのではなくて、纏絲がまとわりつく感覚を意識しています。動作を意識するのは、先生に注意を受けたところを修正するときです。

纏絲ばっかりに集中していると、套路は、いつの間にか終わっています。ときどき、まるまる一段をすっ飛ばしたり、同じところに戻ってループしたりすることはありますが、途切れずに最後まで終わります。

いやあ、我ながら太極拳が分かってきたなあと、感動しています。

基本功は、いちおう雀地龍を左右120回繰り返すのは、日々のルーチンワークにしております。

それと、武器は、まだうまく套路を通せないので、基本動作の練習は、わりとします。

コメント