自転車にぶつけられました

道を歩いていて自転車にぶつけられました。

信号が青に変わって、道を渡りだしたところ、信号無視で突っ込んできた自転車にぶつけられたのです。

乗っていたのは高校生か大学生くらいの男子です。

おろおろして「大丈夫ですか!?」と聞いてきまして、「痛いわい!年寄りやったら死んどったぞ、このドアホ!」と思いながらも、「気をつけなさい!」と叱っただけで、解放してやりました。

警察を呼んで、事故扱いにすべきだったかとも思いましたが、私も電話中で、時間を取られたくなかったのです。

で、あとから、いろいろ反省。

私も電話しながら歩いておりまして、注意が散漫でした。普段なら、信号が変わったからといって不用心に進んだりしないのですが、他の人が歩き出したのにつられて、一緒に進んでしまったのでした。

これが自転車じゃなくてバイクや車だったら、死んでいたかも。

「悪いのは相手でも死ぬのは自分」というのをマイ交通標語にしているのですが、徹底できておりませんでしたね。

歩き電話くらいで注意力散漫になるようでは、武人としてまだまだです。戦でも死んでます。

ぶつかる瞬間、とっさの化勁で衝撃を逃すことができたのは良かったですが、発勁でぶっ飛ばすまでは至らず、まだまだ身についていないなあと、これは反省というより、自分のレベルの確認になりました。

まあ、発勁でぶっ飛ばしていたら、さらに大変なことになっていたような気もしますが。

ぶつかった左手は、ちょっと傷ができて少し出血しておりました。面白いことに、あとから痛くなったのが、ぶつかった方でなく、電話を持っていた右手でした。電話を落とさないように、力が入ったのかも。

ぶつけてきた男子にも腹は立ちますが、それ以上に自分自身の心構えの甘さに腹が立ちます。

宮本武蔵も、釘を踏んづけて自分の未熟さを恥じたといいますが、私も全然未熟です。まだまだ精進が足りません。

もっと注意深く生きなければ。

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