トゥーツ・シールマンスがお亡くなりになったと、新聞で知りました。
ジャズギタリストであり、ハーモニカの名手であり、口笛奏者としても有名です。私はCDを2枚ほど持っております。
93歳で老衰ということですので、天寿を全うされた感じですね。ご冥福をお祈りいたします。
ベスト・オブ・トゥーツ・シールマンス [ トゥーツ・シールマンス ] |
目次
クロマチックハーモニカの奏者
これがクロマチックハーモニカです。ドイツのホーナー社のスーパー64です。
昔々、進学祝いに買ってもらいました。
両親に、お祝いに何がいい? と聞かれてハーモニカ、と答えた私です。
親は、トンボの複音ハーモニカあたりを想像していたようですが、当時スティービー・ワンダーにあこがれていた私が選んだのがこちらでした。
3万円くらいしてました。母親は楽器屋で値切っておりました。
クロマチックハーモニカの奏者といえば、そのスティービー・ワンダーと、トゥーツ・シールマンス、そんで、ヘンドリックミューケンスです。
スティービーワンダーは、盲目のソウルシンガーでピアニスト。私はCDを20枚以上持ってます。
バリバリノリノリのハーモニカは、どのフレーズを聞いても、ステービィーワンダーだとわかります。
トゥーツ・シールマンスのハーモニカはムーディーでジャジーな哀愁ただよう音色。
ヘンドリックミューケンスはボサノヴァの人ですね。超絶テクです。
それぞれ個性的で、おなじハーモニカでも雰囲気はずいぶん違いますけど、みんなかっちょええ~と思って、真似しようとしてました。(できませんでした。)
クロマチックハーモニカの吹き方
クロマチックハーモニカは、小学校の音楽の時間で習うハーモニカや、ブルースハープと、何が違うのかというと、半音が使えて、これ1本で、すべてのキーの曲が吹けるというところです。
レバーをスライドさせると、半音を鳴らせます。
すばやくスライドを繰り返せば、トリルになります。クロモニカ独特のテクニックですね。
写真のクロモニカは、4オクターブ、64音あります。
でっかいです。
小学生みたいに、ハーモニカの左右を指先でお行儀よく持つのではなく、ガバーッと、ハーモニカ全体が見えなくなるくらい包み込みます。手はデッカイほうがいいです。
口は、とんがらせて丁寧に穴に当てるんじゃなくって、でっかく開いて、ガバーッとくわえ込むようにして吹いたり吸ったりします。
良からぬ想像を払拭するために書きますけど、トウモロコシにかぶりつくイメージです。
クロマチックハーモニカの楽譜
クロマチックハーモニカ 初心者セット 教本 & ホーナー スーパー64 楽譜 ドレミ 初歩の初歩入門 吹き方 音の出しかた 基本 練習 HOHNER 7582/64 Super-64 Chromatic Harmonica 楽器 C調 16穴 4オクターブ |
ハーモニカの楽譜は、吹いたり吸うたりの指示があって、なんだかややこしいですけど、和音のない単音の楽器に、楽譜は必要ないと思います。
クロマチックハーモニカは和音も鳴らせますけど、あまり使いませんね。
CDやyoutubeを聴きこんで、ひたすら耳コピです。
(反論は心の中だけでお願いします・・・)
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