がんばり方 二通りのタイプ

このブログ、だんだんと関係者各位に知られて広まっているようです。やっぱり予想通り、N先生が広めてくれているのです。

「どこそこの誰それに伝えた!」と、そのたびにN先生からご連絡をいただいておりまして、相手先は知らない人なんですが、たぶん業界の重鎮じゃないかなあと、私はビビっておるのです。

N先生の立場で言ったり書いたりしたら事件になりかねないことを、私がなんの遠慮も忖度もなく書き散らしているのが面白いようで、「じゃんじゃん書け!」とエールをいただいております。

ということで、じゃんじゃん書きます。

さて、太極拳を頑張っている人には、二つのタイプがあると思っています。

ひとつは、より高み、より深みを目指して、学びを求めているタイプです。

私はこちらです。自分自身のレベルは、5段階評価で2段階目から3段階目に進もうとしているくらいだと認識しておりまして、学ぶこと、習うことは、まだまだあります。というか、ようやく本格的な学びに入ったばかり、という感覚です。

N先生もこちらのタイプですね。ちょいちょい中国の偉い先生に習いに行かれているし、日本では若者に交じって活性化しようと、どこなと行っておられます。

安田先生もそのタイプのように思えます。もはや太極拳の教えを乞う人がいないためか? 形意拳の名人に会いに行ったりされているようで、研究心探求心が果てしない感じです。

このブログの存在を、バラしてくださいましたUさんもそうでしょう。

大会でメダル大量獲得していても、そんなもんには満足せず、さらに深いところを学ぼうとされています。もういい年だと思いますが、尊敬できます!

もう一つのタイプは、現状維持のために頑張るタイプです。

現状維持といっても、年老いても体力キープのために筋トレ、という意味ではなくて、大会の成績とか、教室内でのポジションに固執して、守り続ける…というかんじ?

すでにある程度のポジションは獲得しており、そこをキープしたい、上から目線でマウントを取り続けていたい、人からなんか言われたり教わったりするのは耐えられない、という感じでしょうか。

より高み、深みは目指しません。そんな世界があることは見ないふり。知らんふり。もしくは別世界の関係ない話だと自分を納得させます。

自分より下のレベルにはウンチクかましますが、上の話は聞きたくない、触れたくないというタイプです。

でも、いちおう頑張ってはいるんです。ご自分なりに。

頑張る姿は尊いですが、頑張る方向が…あららら…ざんねん…そのままでは…でも…何も言わんとこ!

という感じなのです。

遠慮なく申し上げまして、このタイプの人って、そんなにレベルは高くないんですよね。

以前の私は、この手の人を、すごい上手で物知りな人だ!とリスペクトしておりましたが、今となっては、ええーーーっ、まだそこ? みたいに思えてしまいます。

といいますか、実はたいして上手でもなかったり、知識はガラクタのコレクションだったり…。

知らないことはない!とか、教えるばかりで習うことはない!とか、進化を感じた日々は忘却の彼方!とか、そんなふうに思っている人は、もはやハマって固まっている人でありまして、いずれは崩れて消えゆく運命でしょう。

それで満足なら私が文句を言う筋合いはないですけど、その人に習う人がお気の毒ってもんです。

こんなことを公表すると、N先生でなくとも事件になってしまいそうな気がするので、誰とは書きませんが、自分を顧みて、思い当たるところがあれば危険信号だと思います。

でもまあ、そんな人はこのブログを見ることもないだろうし、耳を閉ざしているから情報も届かないだろうし、たいして心配しておりません。

アドバイスになることもなさそうだし、単なる悪口になってしまった…

コメント