コロナ融資の不正

どこの金融機関とは書きませんし聞かれても答えませんが、取引先から勧誘されたのです。

コロナで特別な融資を受けられる、無金利で返済も3年間据え置き、借りない理由はない! みんな借りてる! 借りない人は馬鹿! というほどの勢いでした。

ちょうど、私の会社はいい投資先を見つけていまして、資金があればもっと突っ込みたいと思っていたところだったので、へー、そりゃいいですね、と話に乗り、手続きを進めておりました。

しかし、引っかかる点が、いろいろと出てきました。

まず、個人でも融資を受けてくれと。交換条件とはハッキリ言いませんが、にこやかに、ねちっと言われました。

こちらの金利が7.何%とか。ええっ、投資案件の利回りが5%程度のものなのに、と思ったら、半年の期間にしときますから、金利はちょっとです。なんなら、融資実行後、すぐに返済してもらって構いません! と。

税理士さんに言われた話も引っかかりました。コロナ融資を受けた会社は、のちのち他行から大きな融資を受ける時、評価がマイナスになるかもしれない、と。将来、大きな融資を受ける可能性は、けっこうあるので、それはヤバいな、と思いました。

それと、コロナ融資って、コロナ禍のために業績不振のお助けなので、運転資金にすべきものであり、そもそも投資に使うものではないだろうと思ったこともあります。

業績が下がっていることが条件だということですが、その点はお任せください、と担当者は言うのですが、これもなんだか変な話。任せといたら、業績下がるんかいな。

ちなみに我社は、コロナ禍でも業績は順調です。おかげさまで。

以上の点を踏まえ、手続きの途中でしたが、申請を取り下げました。

返却されてきた申請書類を見たら、我社の成績は、20%もダウンしていることになっておりました。これ、捏造ですよね。私のサインは入っているので、あとでバレでお咎めを受けるのは、私ということになるのでしょう。

やばいこっちゃ。取り下げてよかった!

個人融資の方は、申込用紙を書いたら、早々に実行されてしまいました。

融資金額は、約束してたはずの金額の1.5倍で、金利も上乗せで、融資期間も、半年のはずが60回です。なんやねんそれ。

すぐに全額返済を申し入れしました。

この話、サラ金とか闇金じゃないですよ。そこら中に支店のある、立派な、名前も通っている金融機関です。

いやー、表向きは清廉潔白で中小企業の味方みたいな顔をしていても、油断ならんものです。嘘つきで不誠実です。名前だけでは信用はできんなあと、思った次第でありました。

 

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