太極拳でバレーボールが上手くなる

娘にバレーボール買って~とせがまれ、近所のヒマラヤでボールを購入し、マンションの公園で久しぶりに親子でボール遊びに興じました。

中学校の体育の授業にバレーボールがあるそうで、アマゾンプライムで「ハイキュー」とかいうバレーボールのアニメを見て、なんだかハマっているみたいです。

家にはドッジボールもバスケットボールもサッカーボールもラグビーボールもテニスボールもゴルフボールもバランスボールもあるってのに、「違うから!」とか言って、代用は認められませんでした。

「昔の人は、布切れを丸めて糸でグルグル巻きにして遊んだんやで!」と質素倹約を説くも、まるで聞く耳持ちませんね。

でも、久しぶりに娘と遊べてよかったです。この公園では、娘がちびっこの頃から、バドミントンやらバスケットボールやらホッケーやら、いろいろ遊んだものですが、小学生も高学年になってくると習い事が忙しくて、あまりそういった遊びをしなくなってました。

バレーボールを買った甲斐があったなあ。

3,965円でした。(5円はレジ袋代)

娘は、レシーブとトスとサーブとスマッシュが苦手だそうで、一緒に練習しました。

頭の上でトスを連続して上げる、バスケットのドリブルみたいな練習を私がやってみせたら、

「パパ、うまいやん!」と驚いておりました。

こんなもんは簡単や! と、レシーブのドリブルも何回もやって見せました。

「パパ、すごいやん!」

おお、娘から尊敬のまなざしを向けられている!

先日、他流派推手交流会に連れて行ったときは、パパの活躍を目の前にしながら居眠りこいておったのに!

ちなみに私はバレーボールを習ったことはありません。

中学校の授業であったような気もしますが、私は子供の頃、球技が大の苦手で、極力避けていたのです。

前にも書きましたけど、太極拳を理解できるようになってから、球技でも水泳でもスキーでもスケートでもサップでも、なんでも上手になってきておりまして、バレーボールも同じようなもんやろ、と思ったのです。

もちろん、実際のプレーの駆け引きとかになると全然わかりませんけど、ボールの扱いの基本は同じだろうと思っております。

コツは簡単、手を動かしてポンポン弾くんじゃなくて、手は同じ形で固定、足の形を馬歩にして、お腹で跳ねるのです。

トスなら頭の上で両手はパー。レシーブならお腹の前で両手はグー。レシーブの時は弓歩ですね。

…という説明をしたら、娘は、瞬間でできるようになりました。

おおー。先日、四正推手を30分で習得できた人にビックリしたところですが、娘は30秒でトスとレシーブができるようになった!

飛んでくるボールをうまいこと受けて、思い通りのところに返せるようになるには、もっと練習がいるでしょうけど、体の使い方という点では、だいぶん進歩です。

ついでに、「太極拳の発勁でスマッシュを打てば、こんなにボールが飛んでいくぞ!」とか「太極拳の化勁で受ければ、こんなにボールを上手に受けられるぞ!」とか、なにかにつけ太極拳太極拳と、潜在意識に沁み込むように邁進したのであります。

小中学生に太極拳に興味を持たせるのは無理! と私も悟っておりまして、しかし、今のうちからジワジワと太極拳の良さを潜在意識に刷り込んでおいて、大学生くらいの頃からマニアックな世界に引きずり込んでやろうと目論んでいるのです。

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