運転席 フロアマットの二重敷が危なすぎる話

タクシーが暴走して、病院に突っ込んで死傷者を出した事故がありました。まずは犠牲となられた方のご冥福をお祈りいたします。

事故の原因は、フロアマットの二重敷じゃないかと、推測されているようです。

これは、さもありなんと思います。

私がクルマ屋に勤めていた時、マットの二重敷をしている下取り車が、ちょいちょい入ってきてました。

メーカー純正の高級感あふれるフカフカのマットを汚したくないので、カー用品店で安物のゴムのペラペラのマットを買ってきて、上に敷くんですよね。

何のためのフロアマットじゃー!とよく思っておりました。

マットの二重敷は暴走事故の原因になりえます

助手席や後席なら別に害はないですが、運転席のマット二重敷は危険です。

ひどいケースでは、サイズが大きすぎてアクセルペダルやブレーキペダルの下に入らないので、ペダルの上からマットをかぶせている車もありました。

これだと、ブレーキを踏んだらアクセルも押し込まれます。考えるまでもないと思うんですが、危ないです。

私も、マット二重敷の下取り車を運転してたら、思わぬところでエンジン回転数が上がって、な、な、なんじゃあーと焦ったことがあります。

また、純正マットは、ズレ防止のために穴が空いていて、フロアに固定できるようになっておりますが、社外品マットだと、そんな工夫もないので、ずれてきます。

ズレて丸まってブレーキペダルの下に入り込めば、床までブレーキを踏み込めなくなりますよね。(そこまでのケースは見たことないですけど。)

余計なマットは敷かないようにしましょう。

同じような動機からでしょうが、ドアの内張りやシートに、新車納車時につけてあるビニールを、そのままにしている人もいました。

ビニールはビリビリになりますから、みっともないです。滑ったり静電気がおこったり、いいことないと思うんですが、本人はクルマを大切にしているつもりです。

これじゃせっかくの機能を発揮できてません。ビニールは、とっとと取り除きましょう。

汚すのが嫌だからという根性がさもしいです。モノは活かしてこそ値打ちがあります。汚れるのがもったいないというのは間違えておりまして、活かさないのがもったいないのです。

暴走事故は、それどころの話ではないですが、機械を扱う時は、正しい使用方法を守りましょう。

マット以外にも、空き缶だとか、脱いだ靴だとか、ペダル操作のじゃまになりかねないものは、足元に入れてはダメです。

>>国土交通省自動車交通局による調査と実験の報告書(ものすごく詳細です。)

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