麻雀の楽しみ方

あけましておめでとうございます。

幼少の頃より、正月の恒例行事として、親類が集まって麻雀をするという習わしが、我が家ではありました。

父も亡くなりましたし、親類が集まることもすっかりなくなって、母と、うちの親子だけでしたが、麻雀をしました。

小学4年生の娘が、役も覚えて、なかなか強いです。

数字に弱い我が一族は、点数計算が怪しいのですけど、楽しく過ごしました。

麻雀をするのは年に数度なので、たいして上手でもありませんが、このごろ、麻雀への向き合い方が、ちょっと理解できてきたような気がします。

麻雀って、将棋や囲碁と違って、対戦相手と頭脳戦の火花を散らすと言うより、神様の意図に従って、牌を並べる役割に徹する、というのがいいのかなあと思います。

うちの母は、「あ、さっきの捨てるんじゃなかった」とか「欲しいのがちっとも来ない」とか、いちいち嘆くのですけど、一向に上がれません。

私は、来る牌来る牌、全て神の意図によって送られてくるのだから、それを尊重し、無駄にしないよう、素直な気持ちでありがたく並べていこうと思っています。自分の執着や欲は捨てるということです。すると、わりとはやく揃って上がれますね。

神様がどうのこうのと思うようになったのは、麻雀はそもそも神様の遊びで、そのために東南西北が逆周りになっているのだと聞いたからです。神様が遊んでいるのであって、自分はそれを地上世界に具現化しているだけなのだ、と思えます。

そう考えると、麻雀に限らず、森羅万象、皆そうじゃないかと思えたりして、いやいや奥深いことよなあ、と感じる次第です。この世の中で生きていくのも、そんなつもりで生きられれば、気楽に楽しめるのかもしれません。

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