太極拳にオススメのズボン 軍パン

わりと服装には構わない方なのですが、太極拳練習用の靴とズボンは、ずいぶんとこだわりました。

靴は、布靴におちつきましたが(屋外では裏がゴムの布靴)、ズボンは、いろいろと試しましたねー。

ジャージやスウェット、ルームウェアみたいなのとか、ランニング用とかヨガ用とか。

表演用のペラペラのパンツは、練習で使える代物ではありませんね。あれは、大会に出るときだけです。

いつでもどこでも練習したいので、ふつうに外出する時に履けるズボンというのが条件です。いかにもカンフー! というような太極マークが入っているようなのは、避けたい気持ちです。

寝間着みたいなのはちょっとみっともないので、教室で使うにはいいですけど、おでかけには履いていけません。

しかし、普通のチノパンみたいなのだと、裾が上がって、毛脛が見えたりしますし、ジーパンでは、生地が引きつって足が上がりませんし、低い姿勢もできにくいです。

ふわっとして柔らかく、裾を絞れるのがいいなと思っておりました。作業ズボンには裾を絞れるのがありますけど、金具がついてたりして、いまひとつ。

で、ついにたどりついたのが、軍パンです。ミリタリー用カーゴパンツです。「BDU(Battle Dress Uniform)」ともいうそうです。要するに戦闘服です。

股と膝にゆったりした余裕があり、ウエストと裾が絞れるようになっています。酷使に耐える素材で作られ、太ももにポケットが付いているのも特徴です。匍匐前進中に銃弾カートリッジなどの小物を取り出しやすいようについているそうです。

アメリカ軍のやフランス軍のや、膝にタックがひとつとかふたつとか、ポケットに止血用の紐がついていたり、迷彩色だったり、山岳用、ジャングル用、色々ありますが、基本思想は共通しているようです。

 

太もものポケットは別になくてもよかったのですけど、強くて、動きやすいという点では、やはり軍パンか作業服でしょう。そのうちで、戦闘用に特化している、軍パンに軍配が上がった次第です。

軍パンは、ストリートダンサーとか、スケボーキッズもファッションで着ていますね。足の動きに全然支障が出ませんので、とても動きやすいです。

本物のビンテージは何万円もしますが、レプリカは新品が5000円くらいからありました。レプリカといっても、本物と同じメーカーが作っていて、素材や作りは本物と変わらないそうですから、そりゃレプリカで十分。

2種類買って、交互に履いております。同じMサイズでも、メーカーによって規格が違うみたいで、米軍M-65のMサイズはぶかぶかでした。

腰にアジャスターが付いていますが、ユルユルになって使い物にならなくなったので、これまた軍用ベルトを巻いております。

軍パンにカンフーシューズというのも、まあ、おしゃれじゃないかな? と思っております。

 

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