外人が増えてきた件

小学生の時に「外人」というと、先生にたしなめられたものです。なんか、差別的表現に当たるそうで。

じゃあ「外国人?」といえば、それもダメで、「外国のお友達と言いましょう」ってことでありました。

ということで、外国のお友達が、私の住む町にも増えておりますね。

コンビニローソンに行けば、レジ係は浅黒い肌のハンサムな兄ちゃんです。日本語は達者で、テキパキしていて、わりと好感を持てますが、お友達ではないなあ。お店の従業員とお客の関係だ。

私の本職は、不動産賃貸管理、早い話が大家業なんですけど、たてつづけに外人が、じゃなかった外国のお友達が入居されました。

貸店舗、つまりテナントの契約者なんですけど、代表がネパールの人で、店舗の使用目的はネパール料理店、つまりカレー屋さんです。

不動産関係の知人からは、ネパールの人はいいよーと聞いておりましたが、実際に、いいかんじです。

礼儀正しいし、約束は守るし、契約履行に不備はないか自分から気にしてくれます。おとなしくてハッちゃけた感じはないのですが、あんがいユーモア精神を持っておられます。

礼儀知らずで偉そうで、そのくせ泣き言並べて家賃滞納したり値切ったりする下手な日本人より、よっぽどいいお客さんかも。

応援のために週一回は客としてカレーを食べに行っておりますが、つい先日、満席で入れないことがありました。繁盛してますねー。ヒマなマダム達に人気のようです。社長。ド厚かましい大阪のおばちゃん達に絡まれて根掘り葉掘り質問されても、愛想よく受け答えしてはります。

社長以外のスタッフも皆ネパールの人で、というか親族一同だそうで、先日は全員集合で20人くらい集まってました。

店舗の裏に琵琶の木がありまして、私の木刀の材料でもあるんですが、ちょうどいま、実がたわわです。

良かったら食べてねーと、前から他のテナントの人たちにも声をかけているんですが、日本人の店子さん達はあんまり食してくれません。お試しに一つ二つくらい、取って食べてる人もいるとは思いますが、道路沿いに勝手に生えてて勝手になっている排ガスにまみれた鳥の食べ残しみたいな琵琶の実、日本人の関心を惹かないみたいです。

しかし、ネパールファミリー、大喜びで、あっという間に手の届くところの実を食い尽くしてくれました。

ネパールの人の口に合うかなあと思ってたのですが、「おいしい!」と。

「ありがとうございます」と合掌してくれるんです。

「これ、スーパーで買ったら一個100円ですね!」と日本の経済状況にも明るい!

「ビワ」の発音も、何度も聞かれまして、練習されておられました。

いやあ、なんだか恐縮です。こんなに喜んでくれるなんて。

私も家族や母に、五つ六つ取っていこうと思ってたんですけど、もうない!

と思ったら、「社長さん!(私のこと。社長じゃないんですけど)、トりますか? おまかせください!」と、ファミリーの若いのが、パパッと高いところのを取ってきてくれました。

この身のこなしも、たるんだ日本人にはないものだなあ。なかなかのもんです。ネパールのお友達。

もう一件は、ミャンマー三人娘です。

老人ホームを手広く展開している介護の会社が契約者です。一気に100人近くの外国のお友達を雇用したようで、うちの物件も、内見もせずに大慌てで決められたみたいです。

戦前の物件です。キレイにリフォームしておりますが長屋です。そこに18歳から20歳の女子三人を、とりあえず家具も何もなしで放り込んだみたいで、なんかタコ部屋みたいな扱われ方です。

見かねた私の母(本当の社長)が、カーテンをつけてあげて、ゴミ出しルールのレクチャーをしてましたが、日本語はたどたどしいし、玄関土間に裸足で下りてくるし、文化ギャップが大きい! それに、申告年齢より、なんだか幼い! 大丈夫かいな。まあ、法人契約なので、家賃に不安はありませんけど…。

ミャンマー三人娘とは、まだそんなにお話もしていないので、よくわかりませんが、不動産関係の知人が言うには、仏教国だし、いいよー!ってことでした。

なんでもどこでもええ言うとんかいな! と思ってしまいますが、知人が言うには、あかん国もあるらしくて、ペルーとかプエルトリコとか、南米系はおおよそノリだけ良くて約束を守らんからアカン!っちゅうことでした。

いろいろあるんですねえ。

前に、アフガニスタンとデンマークのお友達の話をブログに書きましたけど、国によってだいぶんノリが違いますね。

ところで、外国人労働者を、ええように使って、正社員にさせないように5年ごとに国に帰らせる体を装って、そのたびそれまで徴収した年金をボーナス代わりに返還して、それを繰り返して、年老いたら生活保護受給者にさせる悪質企業や、それに加担する悪徳社会保険労務士が問題になっております。

制度の隙間を突いた裏ビジネスです。生活保護は市町村の財政に打撃を与え、日本経済を弱らせます。この隠れていた不正を暴き、制度改正に動いたのが、九州の田舎の小坪しんや議員と、サラリーマン兼農家ユーチューバー「闇のくまさん」のようです。がんばってはるなあ。

日本の文化伝統社会制度を尊重し、真面目に納税してくれる外国のお友達なら、まあまあ日本にいてくれてもいいように思いますが、日本に敵対するタカリの不良外人どもに、日本に居座るネタを与えてはいけない! と思います。

うちにもいいお客さんが来られますように!

中国共産党のスパイはお断りです。

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