年賀状を書くのが毎年、年末のぎりぎりになりまして、郵便局の方々の負担を重くしており申し訳ございません。
ところで私は、宛名と一言コメントは筆ペンで書かせていただくようにしております。
全部印刷だと愛想もないしなあ、と思いますけど、全部手描きはしんどいし、写真と定型文は印刷して、余ったスペースにコメント記入です。
上の写真は、私の筆ペンコレクション。いろいろ試して、満足いくのを求めているうちに増えていきました。(インクがなくなったのは捨ててしまったので、本当はもっと種類がありました。)
これまでの経験から、年賀状に書きやすい筆ペンを選び方をご紹介します。
といっても、字の大きさや筆ペンを使う分量、硬い柔らかいの好みの問題もあると思いますので、あくまで私の個人的レビューです。
目次
筆ペンのタイプで選ぶ
最近の私の愛用筆ペンは、上の写真の一番右の、「あかしや新毛筆」です。
私は、カッチリした明朝体の字体より、ふにゃふにゃっとした草書体を好んでおり(というか、キッチリと書けない。笑)やわらかい筆先の筆ペンが好きです。
あかしや新毛筆は、本当の筆みたいに毛先になっております。私にはちょうどいい柔らかさと長さで、筆圧で太い細いを書き分けやすいです。
引っかかりやにじみ、細かい部分が潰れるということがないです。また、インクジェットのはがきでも、わりと書きやすいです。
写経する人にも人気だという話。
あかしや筆ペンは、インクというか、墨がなくなったらおしまい。使い捨てです。
カートリッジ交換で長く使える筆ペン、万年筆タイプの筆ペンも以前は愛用しておりましたが、だんだん毛先が乱れてきたり、抜けてきたりして、使えなくなってきて、買いだめしたカートリッジが余ったりしてきたもんで、使い捨てでいいや、という気になりました。
それでも、300円で結構な枚数がかけるので、満足しております。
ちなみに妻は、写真左から2本めの、「パイロット小筆軟筆」を好んでおります。わりと、あかしや筆ペンと近い感じです。
私には使いにくかった筆ペン
私が個人的に使いづらかったのは、筆先が毛じゃなくって、スポンジみたいになっているタイプですね。ぐぐぐっと、引っかかるような感じと、力を抜いたときに、ポコンと戻ってくる感覚が、馴染めなかったです。トメハネが今ひとつ決まりません。
使うほどに、太く書こうとすると、インクが出すぎるし、細く書こうとすると墨の出が悪くてかすれてしまうんで、フニャフニャアートっぽい字を好む私にはどうもあわず、使わなくなりました。
芳名録の記帳台などにこの手の筆ペンが置いてありますと、あっ、こいつかあ、書きにくいなあと思ったりします。
毛先になっているものでも、細長く柔らかすぎるのも使いにくかったです。私が書くと、一本の線が2本になったりするんです。
腰加減が柔らかすぎるといいましょうか。
サインペンタイプは、硬すぎて、これも馴染みませんでした。ポケットに挿して持ち運びしやすいと思いますが、いまひとつ筆っぽさが表現しにくいと感じております。
以上、個人的感想ですので、自己判断にてお選びくださいませ。
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