最近はディーラーの中古車査定もIT化が進んでいるようで、タブレット端末で査定するんですね。
車検証にある、QRコードを読みこめば、ポンっと、基準価格の表が出てくるんだそうで。
傷とか凹みもタブレットのカメラで撮影して、減点できるらしいです。すごいですねー。
これだと、どのお店でどの営業マンが査定しても、同じ金額になりましょう。
問題は基準価格ですね。
これは、私の時は、各メーカーの査定表によって、違っておりました。もちろん、マル秘です。
買い取ったクルマを売るという観点じゃなくて、新車販売の支援という観点で作られております。
月に一度、メーカーが作成して、送ってきてました。そんなんですから、もちろんリアルタイムのデータじゃないです。
ITをつかった査定の基準価格に、オークションデータがリアルタイムに反映されているのであれば、基準となるデータはどこの買取店でも同じということになります。
あとはどのくらいそこから値段を引いた査定額をつけるかという違いになります。
どのようなプログラムで、変換されているのかは、これまたマル秘情報でありましょう。
親車が何であるか、決算時期かどうか、キャンペーン対象車種かどうか、そういったこともアルゴリズムに組み込まれているんじゃないでしょうか。
まあ、新車販売の営業マンが、自分の意志で、高値をつけたり腕を振るうことはないですよ。
餅は餅屋、買取は買取屋が強いです。
中古車の引き合い、注文を抱えている業者なら、相場以上に高値を付けてきます。結局は販売力というか熱意というか、気合です。
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