太極拳の中定についての考察

自分の表演動画を繰り返し見て、思うところがあり、確認しながらゆっくりゆっくり、表演の時の5分の1くらいの速度で套路の練習をしてみました。

動画を見て、なんだか勁が、圏外に漏れだしているなあ~と感じた点を、圏内に収まるように、意識してみました。

大圏、小圏とありますが、圏外はアカンやろうと思うのです。

圏外、圏内というのは、重心のバランスの微細な違いでもあります。

膝が爪先を越えない等は、良く言われることですが、それだけじゃなくて、もっと全体的総合的で緻密な感覚です。纏絲の感覚です。

ワールドカップ日本対スペイン戦で、ボールがラインを越えてアウトか、ギリギリセーフか、審判にもわからんからVARで判定!というくらい、微妙な感覚じゃないでしょうか?

探り探り動いてみて、ギリギリ圏内からはみ出さない感覚を得ました。今までは、ちょっとはみ出してましたね。推手でやったら飛ばされています。套路と一致しておりませんでした。

この、圏外にはみ出さない感覚を「中定」と言うんじゃなかろうかなあ~と、思ったりしたのですが、合っているかどうかわかりません。

N先生がブログに、みんな中定がわかってない!と書かれてましたので、この感覚で合ってるか聞いてみようかと思いましたが、言葉でうまく説明できる自信がないし、N先生の言葉による回答を理解できる自信もないし、やっぱりやめとこ。

さらに練り込んで、確実なものに高めていくこととします。

また一歩、達人に近づいた!かもしれない!

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