献血ルームで血を抜いてもらいながら、「修羅の刻」の漫画を読みながら、テレビを見ていたら、見たような景色が映っていました。
ありゃ、福島駅を出たところだ、推手交流会に行くときの通り道です。
ここで信号無視した男性がお巡りさんに咎められ、カバンのポケットから十徳ナイフが出てきて有罪、科料9900円を食らったということでした。(控訴したようです)
防災とか役に立つを思ってカバンに入れてたという弁明には、使いもせんナイフを持ち歩いたらあかん! と切り捨てられたようです。
それじゃあ、防災グッズとして成り立たないなあ。
というか、私も日常的にカバンに入れています。見えないように隠してたらダメ、ってことでしたが、カバンに入れたら見えません。
手に持って見せながら歩いたほうが、危険人物っぽいと思うのですが?
キーホルダーみたいに、腰からぶら下げていたらセーフ、ってことでしょうか?
前に、棍のさきっちょがケースからはみ出してたのを、「見えないようにすっかり隠せ」とお巡りさんに指導を受けた事もあるけどなあ。矛盾だ。
十徳ナイフは私の場合、排水溝の蓋をこじ開けるとか、線香立てをほじくるとか、鉛筆を削るとか、封筒を開けるとか、ロープを切るとか、ワインの栓を抜くとか、クラフト作るとか、リンゴの皮をむくとか、日常的に使いこなしておりますので、不急不要ではないです。
しかし、絶対に必要か?というと、そうでもない。
その都度必要な道具をいちいち出さなくても、これひとつでチョットしたことは間に合うので、便利で持っているだけです。かっこいいし。災害時の備えでもあります。
凶器になるといえばなるかもしれませんけど、あんなちっこいナイフで人を殺そうとしたら、動脈を切りつけるでもしないとむつかしいですね。相当な戦闘テクニックが必要です。
サバイバルナイフと違って、戦うにはあまりに使いづらいですし。
それなら、傘とか、ボールペンとか、ロープの方が、よっぽど凶器になります。(傘もボールペンもロープも常時携帯してますけど)
なんだかアホみたいな判決やなあと思った次第ですが、有罪になった人、よっぽど悪人面して、お巡りさんに食って掛かったのでしょうかね?
まあ、信号無視は良くないと思います。
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