運転免許証の写真写りをよくする方法

カーライフ

運転免許証を身分証明代わりに提示することって、けっこうよくあると思いますが、なんだか人に見せるのが嫌だなあ、と思うことはないですか?

その理由は、写真写りが悪いから、でしょ?

目次

運転免許証の写真写りが悪い理由

たいてい免許証の顔写真って、男なら凶悪で女なら不細工です。もしくは、マヌケ顔。

これは運転免許試験場で更新した人は、たいがいそんなかんじかと。

 

なぜかというと、試験場では更新の講習を受けた後に、撮影コーナーに並ばされて、何百人が次々とカメラの前に座らされて流れ作業のように一発勝負で撮影されていくからです。

目をつぶってたなどは、本人確認にならないのでやり直しですが、不細工なのは現実のままなので、試験場としては、それでOK。

 

だいたい、運転免許試験場は公安委員会ですよ。警察です。警察の撮る写真といえば、現場写真とか、容疑者の写真とかじゃないですかね?

強いフラッシュをバシッと浴びせて、クッキリハッキリした写真を撮るものです。ほんわか可愛らしく、なんて配慮はまったく考えられておりません。

 

事前に髪型を整え、メイクをキメて、おしゃれして、準備万端で臨んで、撮影の瞬間はちょっと上目遣いで、なんて心がけても、フラッシュ一発で全て消し飛ばされます。

うっ、まぶしい! と変な顔になってもそのまま採用、最悪ですね。

運転免許証の写真はスタジオで撮影して持ち込みましょう

地方や地域によって、どうなのか私にはわからないのですけど、大阪では、最寄りの警察署でも免許証の更新ができます。

時間が指定されているとか、即日交付じゃないとか、試験場に比べてデメリットもあるのですが、最大のメリットは、写真持ち込みができることじゃなかろうかと思います。(空いていたら早いというメリットもあります。)

 

持ち込みできるのですから、自分がお気に入りの写真を持っていけばよいのです。

規定のサイズ、胸より上、正面を向いて無帽などの条件を守っておれば、やや微笑んだポートレート風でも良いわけです。

スピード写真よりスタジオ撮影をオススメする理由

おかしな表情でなければそれでよい、という人なら、警察署内や、駅前においてあるような無人の自動のスピード写真の機械で撮っても良いと思いますが、あれもあんまり良い雰囲気には写りません。

 

理由のひとつは機械の構造です。カメラと顔が至近距離にありますので、広く写るように、広角レンズを使っているのですね。

広角レンズは遠近感が誇張されるという特色がありまして、中心から縁に行くほど歪みます。

全身像だとかなり顕著に出るもので、下から煽って撮れば小顔の長身に、上から撮れば体が小さくなって可愛らしくなったりします。

正面の顔の場合は微妙なところですが、それでもやはり若干の違和感はあるのですよね。

ポートレートは、なるべく歪みの出ないよう、望遠気味のレンズで、ある程度離れたところから撮ったほうが素直な表情に写ります。

 

それと、スピード写真機は、カーテンを閉めた暗い箱の中で、バシッとフラッシュを焚いて撮影されますから、顔がのっぺり均一な明るさで照らし出されて、なんだか自然な表情じゃなくなるのです。

一時停止違反で止めやがった白バイのお巡りさんに見せる写真なら、そんな顔で十分ですけど、ツタヤの会員証を作るときなどにレジの可愛いお姉ちゃんに見せるなら、ちゃんとした顔写真を見せたいです。

 

で、おすすめは写真屋さんのスタジオ撮影です。

現像屋さんとか中古カメラ屋さんが、ついでにやっているような証明写真は、スピード写真よりかはマシでしょうが、ガチャガチャした狭い店の端っこでは、気分的にのらないですよ。

なんだか、おざなりだし。

 

それよりも、ちゃんと、撮影用ライトが、2つも3つもセットしてあって、七五三の衣装だとかもおいてあって、金婚式の老夫婦がわざわざ訪れるようなスタジオが良いです。

スピード写真800円にくらべると、3000円とか1万円とかけっこうしますけど、見栄え良くなるように修正も入れてくれますし、ナットク行くまでやってくれますので、安心。

5年間(もしくは3年)、人に見せる自分の顔への投資です。

 

それに、そういうところのカメラマンって、愛想もいいし、やさしいですしね。

和むと表情も良くなります。

運転免許用だとお願いすれば、えっ、これ私? というようなやり過ぎ修正は避けてくれるでしょう。

というわけで、近所のスタジオを探してみてください。

 

最近のスタジオには、デジタルデータをお渡しするだけ、というところも増えているようなので、ちゃんと修正してプリントしてくれるかどうかは、確認しておいたほうがいいです。

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