近畿自動車道の東大阪パーキングエリア

東大阪パーキングエリアって、普通の自家用車で立ち寄る人は、あんまりいないんじゃないかと思うんですけど、どうでしょうか。

名神高速または中国自動車道の吹田あたりからつながっている、近畿自動車道をずーっと南下して、阪神高速道路に分岐する東大阪ジャンクションの手前に、東大阪パーキングエリアはあります。(下り線のみ)

本線からPAの案内に従って側道に進むと、ぐぐーっと、地下に潜っていって、おりたところが巨大な縦長の駐車場になっております。

ホントは地下に潜っていくわけではなくて、高架の下の地面に降りていくのですけど、日陰の薄暗いところに入っていくのでダンジョン気分になりますね。

パーキングエリアの両側は大阪中央環状線でして、道の向こうは倉庫だとか配送センターなど。たいした眺望もありません。

高速道路のサービスエリアとかパーキングエリアって、たいていは、山が見えたり、お土産屋があったり、犬が走っていたり、旅情をかきたてられるものですけど、この東大阪パーキングエリアには、そんなものはなんにもありません。

大阪から滋賀にクルマで日帰り出張とかにいっていて、帰り道、眠気限界、ちょっと仮眠、というシーンが似合います。

大型トラックに囲まれて、ああ、こんな生活いつまでつづくのかなあ、などと、薄暗いアスファルトの上でぼんやり考え込んでしまうのです。

コンビニ(ミニストップ)はありますので、コーヒーは飲めますが、山の合間、青い空白い雲を見ながら飲むコーヒーと、ゴーゴーという天井の上を走るトレーラーの音を聞きながら、こもった排気ガスの中で飲むコーヒーでは、味も違いましょう。

憩いのためにか樹木が植えられております。

夕日が高架の隙間から漏れて、まだらに枯れ葉を照らすのも、哀愁があって好きです。

 

好きですって書きましたけど、意外なことにわりと好きなんです。このパーキングエリア。

浮かれ気分ではなく、立ち寄れば、人生を深く考えさせてくれるような気がするのです。

 

なお、このあたりはあまり安全な場所でもなく、置き引きや車上荒らしには注意です。

車内で仮眠していても襲われることもあるそうで、寝込まないようにしましょう。

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