新型デミオを試乗させてもらいました。
とっても人気で、既に予約受注がいっぱい、ディーゼルに至っては納車が来年3月になるそうです。
1300ccのスカイアクティブエンジンの試乗車でした。
内装もヨーロピアンな雰囲気が上品で、センターの辺りは、アウディっぽいです。走りもけっこうパワフルかつスムースで、静かです。シートやハンドルのポジションも細かく調整でき、シフトノブの手前のボタンでナビの操作ができてよく練られている印象を得ました。
が!
こんなのはデミオじゃない!
安物っぽくて、室内が超広くてポップでライト、自転車を積んだり、中でバスケットボールでドリブルしたりするのが、デミオじゃないか!と思ってます。
最初のコンセプトはどこに行ったんでしょ。上のクラスを小型化しただけじゃないの?と感じてしまう。
名前がデミオじゃなくてもいいよね。
悪くはないですけど、あまりパッとしないですねえ。隣においてあった、ハスラーのマツダバージョンのほうが魅力的に見えました。
私としましては、名前を引き継ぐのなら、コンセプトも引き継いでほしいなあと思うんです。
デミオは、すでに先代くらいからズレているような気もしますけど、室内広々の小型車というウリから、普通のエンジンで、ハイブリッドと勝負してますよッというところに、セールスポイントが移っているような気がします。
悪くはないんですけど。どうもね。
売れてるから正解だとは思うんですが。どうもなあ。
ちなみに新型デミオの福祉バージョンは、車椅子で乗ると頭がつかえて窮屈です。
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