人生の終盤

滋賀県に住んでいる親戚のおじさんが、癌をわずらって、余命1年宣告を受けられているとのことで、母とお見舞いに行きました。

抗癌剤治療を何度も受けられ、今は自宅療養中。

もともと瘦せ型の人ですけど、ずいぶん細く、頭も髪の毛がほわほわと少なくなって、声も嗄れ声になっておられました。

ただ、食欲はあるし、酒はなんでも飲めるし元気とのことで、悲壮感はなく、クロスワードパズルとかして残りの人生を楽しんでおられるようでした。

余命一年とは見えんなあ。

お食事を一緒にして、おばさんと琵琶湖沿いを散歩して、プリンスホテルのカフェでお話などしました。

ワクチンは副作用で死ぬのが怖くて、一家の誰も接種してないけど、だれもコロナにかからなかったとのこと。

母も、うちの家族も、ノーワクチンで、ネバーコロナですので、同じですね。変だねえ、というような話をしてました。

おばさんも、そんなに悲壮な感じもなく、静かに受け入れておられる感じです。いろいろ、大変やった!とは話されてましたけど。

他の親戚のおじさんおばさんたちも、高齢化でなかなか会う機会も減っています。コロナも明けましたし、会える時に会っておこうというのが、母の希望です。

以前のように一堂に会することは難しそうですので、私が母を車に乗せて、あっちこっち行くことになりそうです。

兄弟たちの寿命が近づいてくると、そういう心境になるのでしょうねー。

私は150歳まで生きる予定ですので、あまりピンと来ていないように思いますが、そろそろ危なさそうな恩師とか、会っておきたいような気もします。

おじさんは、自動車学校の教官だったのですけど、何十年も前の生徒が、訪ねてくれるそうです。

私、自動車学校は散々通いまして、免許は一通り取得しておりますが(大特二種と牽引二種を除く)、教官なんて、一人も覚えておりません。

生徒がたずねてくれる自動車免許の教官って、すごいと思います。

特別にどんくさい生徒で、目をかけたってことですけど、人徳やなあ。

私も、生徒がたずねてくれるような、ええ先生になろうと思います。

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