忘年会シーズンになるとお酒を飲む日が多くなります。
私はわりと酒に強い方でして、飲みだすと歯止めが効かず、ガンガンいけます。あたかも水を飲むように酒が飲めます。というか、水より飲めます。
たぶん、脳みそのアルコールを検知する機能が、麻痺しておるのでしょう。
酒豪のように思われるのですが、実は二日酔い体質です。
家に帰り着いた後の記憶はなくなり、朝方ゲーゲーしたり、昼過ぎまで起きられなかったりしてました。
昔からそんな感じでして、クルマ屋勤務の20代は、とりあえず翌日出勤するも、朝礼後は、廃棄タイヤの山の上で隠れて寝てました。
営業職だったので、数字さえ出していれば辻褄合わせができてましたが、その後、介護タクシーの運転手になりまして、職業柄、二日酔いはご法度。
というか夜間の出動もあったので、飲まない日が多くなり、肝臓の耐アルコール能力は退化したと思います。身体は健康になりましたが。
介護職をやめたあとは、ネットビジネスと不動産管理という仕事につきまして、また心置きなく酒を飲めるようになりました。
そしたらまた、朝方ゲーゲーです。
目次
二日酔いの防止策で効果のあったこと、なかったこと
私の体験上の話で恐縮ですが、28年にわたる飲酒経験の上で、これは効くとか、これは今一つといったことを、メモしておきます。
牛乳を飲んでおく(あまり効果なし)
学生時代のコンパなどでは、先輩から、牛乳を先に飲んでおけ、と教えられました。胃の内側に膜を作って、アルコールの吸収を抑えられるという説です。
1回生は、顔見せに先輩に継ぎに回らなければならない、返杯されたら一気に飲み干さねばならない、しかし、酔ってはならない、吐くのはこそっとスムーズに。粗相があったら、全員坊主、という決まりでした。
バンカラな学校の体育会系です。
年中、坊主でした。(今は違う理由で年中坊主ですけど。)
牛乳作戦は、ぜんぜん効果がなかったように思います。急性アルコール中毒でひっくり返った同期がおりまして、朝まで病院に付き添いました。
二次会から抜けれてラッキー! と思いましたが、同期生が死ななくて良かったです。よく大学のコンパで死人が出ておりますね。一気飲みはやめましょう。
お料理や食事をいただく
飲んでばっかりで食わないというのも良くないです。学生時代はこれでした。
大人の宴会では、食べましょう。幹事さんは忙しくって食ってられないかもしれませんけど。
軽いものでも。枝豆とか、冷奴とか、チーズは、二日酔いの対策にもなります。ビタミンが良いそうです。
タンパク質もいいので鶏の唐揚げなどもいいみたいです。
柿の酵素もアルコール分解にいいとのことで、昔から二日酔いにはカキを食えと教えられました。
ただ、いくら食べても、消化するより早く飲みすぎると、吐くものが増えるだけ、という面もありますので、ご注意です。
金額を計算しながら飲む(あるレベルまで効果あり)
大人になってから、毎晩酒を飲んでおりましたが、二日酔いになるのは、宴会の後ですね。一人でバーに飲みに行っている場合は、あんまり酔いませんでした。
ショットでいくら、というお店だと、金額を計算しながら飲むので、あんまりムチャはしないです。アルコール度数が60度(レモンハート等)とか、96度(スピリタス)とかのキツイ酒を飲んでも、少量ならどうということはありませんね。
ただ、ビールやらワインやら飲んだあとで、そういうキツイのを飲むと、自分にとどめを刺すことになります。
一次会が飲み放題で酒が回ってしまったら、もう計算できません。
つい先日、日本酒を5種類ほど飲み比べをしたあと、バーでスピリタスを飲みまして、久しぶりに帰りの途中で嘔吐いたしました。翌日はもちろんフラフラです。
コンビニでウコンを買って飲む(人による?)
コンビニでウコンの栄養ドリンクを3本買い、宴会が始まる前に1本、途中で1本、食後に1本飲んだりしましたが、あんまり体感的に二日酔い防止になってなかった気がします。
コンビニで売っている程度のものでは。効果が薄いのかもしれません。
けっこう匂いが強烈なので、あっ、ウコン飲んだね! と指摘もされます。
水素サプリを飲む(飲み方による)
水素水や水素サプリはけっこう、二日酔いの防止になるような気がしています。メカニズムはよくわかりませんが、活性酸素を除去するのが良いのだとか?
ただし、これも前述のウコンのように、その場限りの服用ではあまり効果はなかったです。
私は、日頃から、朝昼晩と水素を摂り続けておりまして、すっかり水素体質になっております。これでかなり、二日酔いが減りました。
ただし、先程書いたように、とどめを刺すような激しい飲み方をした場合は、水素パワーでもアルコールには勝てません。
水を飲む(おすすめ)
二日酔い予防には、実はこれが一番効果が高いんじゃないかなと思っております。
水を飲むというのは、朝起きた時に、ああ、頭がいてえ、水、水、みず・・・と蛇口をひねるんじゃなくって、宴会で酒を飲んでいるときから、水も一緒に飲むのです。
これはちゃんと理屈があります。
悪酔いの原因はアセトアルデヒドですが、こいつを分解するのが水分だからです。
ビールとか日本酒は、液体ではありますが、水分補給にはなりません。酒に含まれる水分は身体に吸収されないまま、体外に排出されるからです。ワインなど、飲んだ以上の水分を身体から出してしまう作用があるようで、脱水症状になってしまいます。
どうしても翌日に早起きの必要があり、酔ってはいけない! というときは、私はこの水呑み作戦で行きます。さっぱり酔わず、楽しい気分にはなりませんが、酒の味は楽しめます。
水の量は、酒と同量以上です。たまにお水で休憩、というんじゃなくて、酒を飲んだら水で倍以上に薄める、という気持ちです。胃がタプタプになって、酒の分量自体が減る効果もあります。
水の代わりにウーロン茶でも良いでしょう。(ウーロン茶は飲みすぎるとなんだか気分が悪くなるんです。私の場合。)
継いでいただいたビールは、ちゃんと飲み干しますので、コミュニケーションと親睦ははかれますが、ノリが悪いなーと言われる可能性はあります。
でも、翌朝はスッキリ、普通に起きられます。おすすめです。
運動する(逆効果)
飲んだあと、身体を動かして汗をかけば、アルコールも吹き飛ぶんじゃないかと考えましたが、だいたいにおいて、余計に気分が悪くなります。
自宅まで3時間歩いて帰ったりすると、二日酔いがきつくなりますね。(これは終電を逃したからなんですが。)
運動することによって、アルコールのまわりが良くなるのかもしれませんし、汗で水分だけ抜けていって、アルコールが濃くなるのかもしれません。
経験上、飲んだあとはすぐに寝たほうが後が楽です。
節度を持つ
なんだかんだいっても、こちらが一番です。自分をコントロールできない人は、大人だと言えません。
反省いたします。
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