高齢者とオートマチック車

76歳のうちの父親が、オートマ車に乗り換えようかという話をしていたんですが、私は反対しました。

いままでずっとマニュアル車に乗っていたのに、頭の切り替えができないだろうと思いまして。

とっさの時に迷うに違いない。

今や、乗用車のほとんどはAT車になっておりますが、高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違えるとか、前進と後退を間違えて、店に突っ込むとか、マニュアル車なら考えにくいんじゃないかなと思うのです。

マニュアル車に慣れている高齢者は、オートマに切り替えないほうがいいような気がしますねー。

ところで、オートマって、シフトチェンジの面倒を解消しようとしてできたシステムですね。

クラッチを取っ払って、シフトレバーを前後に動かすだけにして極力操作を減らそうとしてできたシステムです。(一部スポーツタイプは、ガチャガチャいじれるようになっていますが。)

楽なのはいいですが、ちと不自然。

クルマが最初からオートマチックなら、アクセルとブレーキの配置は、変わっていただろうと思います。

足が二本で、ペダルも二本なんだから、アクセルとブレーキは完全に分離すべきだと思うのですね。

マニュアルからオートマに変わってきた人は、仕方がないとおもいますが、免許をこれから取る人は、最初から左足ブレーキで覚えるほうが良いと思います。

私は途中からオートマに乗り換えましたが、すっかり今や左足ブレーキ派です。もうちょっと左寄りにペダルはついていて欲しい。

今後、電気自動車や燃料電池車が普及していけば、ますますマニュアル車は減っていくと思いますので、どっかで切り替える必要があるんじゃないかなあ~などと思っております。

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