大阪府合唱祭に行きました

うちの娘が入った中学校合唱部が、大阪府合唱祭に出場していたので、見に行きました。

新入部員の娘も参加。がんばって歌っとりました。

中学と高校の一貫校なので、合唱部も中一から高二までメンバーがいます。やはり小学校にくらべると、レベル高いですねー。なんか、感動しました。合唱はよくわかりませんけど。

この合唱部は全国一位になっているそうで、それで娘は受験したのです。

受験前の学校見学で合唱部の練習を見たときは、なんかイマイチとか言ってたのですが、その時は皆さま、ダラッと練習してたんですね。

いつも気合を入れて前のめりで歌っていた小学校の合唱部に比べて、お兄さんお姉さん方、緊張感に欠ける、みたいに感じたんでしょうけど、実は日頃リラックス、本番バッチリだったのでありました。

大阪府合唱祭は、先日アマゾンプライムで見た映画「カラオケ行こ!」に出てきたので、おお、おんなじや!と感激しました。朝日新聞のマークが映画では違ってましたけど。

あの映画、けっこう面白かったですね。中学合唱部のキャプテンが、ヤクザに請われてイヤイヤ歌を教えるという話。最初嫌々だったのがどんどん真剣になっていくのが面白いのです。

合唱祭には学校のクラブ以外にも、民間の趣味の団体も多数参加されてました。60団体ほど出場されていたらしいです。

私がやってる自治会太極拳教室のメンバーも出場していて、おお、がんばっとる!と感動しました。次は、太極拳のイベントにもぜひ出てもらいたいものです。

合唱祭で一番面白かったのは、観客も立たせてみんなで歌おうというコーナーでした。

これが、「皆さん知ってるでしょ、恥ずかしがらずに大きな声で歌いましょうねー」というありきたりなノリじゃなくて、先生がレクチャーしてくれるのです。

ソプラノ、アルト、テノール、バスに分けて、それぞれのパートを歌ったり、ちょっとずつハーモニーにしたりして、10分くらいかけて仕上げていきます。観客も、合掌をたしなんでいる人が多いのでしょうが、私みたいな素人もいるし、もっと音痴な人も混じってました。

それがほんの10分かそこらで、なかなか聞きごたえのある合唱になるんですねー。

自分自身が合唱の中にいるわけで、「あ、なんか合唱って面白い」と思えました。沖縄民謡をみんなで歌うことはありますが、音程をパート分けしてハモるということはしないので、新鮮です。

先生の指導が楽しくて、皆さんを上手にノセていくのも見事でした。素晴らしい指導です。指導者たるものこうでなければ。太極拳の指導もこうでなくては。

なかなか良い体験でありました。

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